「今日前田さんとランチしたんだね」

「え、うんあっちゃんから聞いたの?」

「あっちゃん?」

「あ、会社ではちゃんと前田さんと呼ぶよ(;´-∀-)」

「そう言う事じゃなくて・・・・
いつの間にそんなに仲良くなったの」

「今日たまたま朝に会ってLINE交換してランチに行った」


悩んでて声かけられたなんて言えない(;´-∀-)


「二股掛けようとしてっるって事?」

「違うよ、どうしてそうなるかな(;´-∀-)」

「LINE見せて」

「それはダメ!プライバシーの侵害になるから」

「じゃーアカウントだけ教えて」


それならいいか


「これだよ」

「それってプライベート用の携帯の方じゃん」

「二台持ってるんだ」

「秘書だから会社用を持たせてる」

「ほら、会社用での連絡だと陽菜からのLINEにすぐ返信できないと困るから
プライベートの方を教えてくれたんじゃないかな(;´-∀-)」

「それがあり得なの!あの前田さんがそんなに親しくも無いのに
プライベートLINEを教えるとか考えられない」

「そうなの?」

「麻里ちゃんでさえなかなか教えてもらえなかったんだよ
なのにどうして?」

「私に聞かれても・・・・」

「今後二人で会うの禁止ね」

「陽菜と付き合ってるの知ってるんだから変な事にはならないって」

「二人で会いたいの?」

「会いたいとかじゃないけど
せっかく友達になったのに・・・・」

「・・・前田さんて可愛いよね」

「そうなんだよ、いつも無表情なのに
たまにクシャッて笑う時とのギャップがまたいいんだよね(-∀-`) 」

「ふ〜ん・・・・」

「は、陽菜もそう思うでしょ(;´-∀-)」

「私達の前で笑った事無いんだけど」

「うそ・・・・」

「まあ、秘書がニコニコして話してくるのも変だけどね」

「そ、そうだよあっちゃんは社長秘書だから
社長や副社長には愛想振りまいていたらおかしいよね
その点私は一般社員で仕事でお世話になる事ないし
気を張ってなくてもいいから笑顔も出るんじゃないかな(;´-∀-)」

「その必死さが怪しい」

「私は陽菜だけが好きなのに疑われるような事言われたら
そりゃ必死にもなるよ(;´-∀-)」

「本当に陽菜だけ?」

「うん」

「だったら証明して」

「どうやって?」

「勿論ベッドで、と思ったけどベランダがいっか(бвб) 」

「陽菜さん?」

「一回してみたかったんだよねぇ〜楽しみ
あ、お風呂も一緒に入ろうね(бвб) 」

「いや、隣のビルの方が高いんだよ(;´-∀-)」

「もうみんな帰ってるし
見られるかもって言うスリルがあって興奮しちゃう」


たしかマットレスみたいなのあったよねー
と言いながらどこかへ行った


はぁ・・・こうなったらなるべくじらして
遅い時間からになる様にしなきゃだよね

言い出したら聞く耳持たないし・・・

御飯もゆっくり食べて
お風呂もゆっくり入って
なんなら眠くなるようにお酒も少し飲ませよう

大島優子ガンバ!