前田さんは有能な秘書

何ごとにも表情を変えずテキパキと対処してくれるから
凄く助かっている

でもプライベートは一切知らないんだよね

陽菜が聞かないから向うも言わないだけかもしれないけど
麻里ちゃんが何度か口説こうとしたけど
きっぱりと断られたらしい(笑)

それも先輩(秋元)に相談しますと言われたってビビってたからね(笑)

その前田さんが人にプライベートLINEを教える何んて考えられる?

まあ、陽菜が知らないだけで秘書課では普通なのかもしれないけど・・・


「あれ、ここに分厚目のヨガマット置いてあったはずなのに」


まさかと思い電話すると


「陽菜がいらないっていったから貰って帰ったよん(*`ω´) 」

「いらないって言ってない(怒)」

「もうしないから邪魔っていってたでしょ」

「だからって持って帰らないでよ(怒)」

「部屋でヨガする気になったの?」

「ヨガなんてしないし(怒)」

「だったら必要ない・・・・はっはぁーん(*`ω´) 」

「な、なによ(汗)」

「今から持って行かせていただきましょうか変態さん」

「い、いらないし(汗)」

「本当にいいの?今日は良い気温だよ(*`ω´) 」


電話の向こうでニヤニヤしてるのがわかる


「煩い」

「立ってするのもたまにはいいんじゃない(*`ω´) 」

「・・・・・・(бвб) 」



その考えはなかった・・・て言うか麻里子はしてるって事?



「変態」

「自覚してる(*`ω´) 」

「取りあえず陽菜の物は勝手に持って帰らないでよね」

「以後気を付けまーす(笑)」


そのまま電話を切り部屋へ戻る


「あれ、何か取りに行ったんじゃなかったの?」

「なかった」

「そうなんだ(-∀-`) 」


今ホッとした顔したよね?


「お腹すいたでしょ、もうすぐ出来るから座ってて」

「はーい(бвб) 」


どうしたらやりやすいかな
やっぱり椅子はあった方がいいよね?
う〜ん・・・足の裏が冷たそうだからやっぱり外はやめておいて
窓を開けて窓際でしよーと(бвб) 


「ん?いいアイデアでも浮かんだの?」

「どうして?」

「閃いた!て言う顔をしてたから」

「よくわかったね(бвб) 」

「だって分かりやすいんだもん(-∀-`) 」


絶対仕事の事だと思っていて
この後の事だなんて微塵も思ってない感じかな

そうだ、あのチェリーワンピ着せてするのもありかなぁ
楽しみ(бвб) 


「紙と鉛筆持ってこようか?」

「大丈夫、陽菜の頭の中にしっかり描いてあるから」

「凄いね、陽菜ってやっぱり天才だ(-∀-`) 」

「さあ忘れないうちにご飯食べてお風呂入っちゃお」

「ん?どういう意味、寝る前に書き留めるとか?」

「そんな所かな、頂きまーす(бвб) 」


ワクワクが止まらな過ぎて困っちゃう(бвб)