家に帰ると

「どこ行ってたの、いきなり出ていって連絡もせずに外泊なんて
結婚前の娘がすることじゃないわよ(怒)」

そう言えば連絡するの忘れてた(汗)
いきなり出ていって無断外泊したらそりゃ心配するよね

「社長に呼び出されたの!」

「そ、そう・・・なら良いけど、ちゃんと連絡はしなさいよ」

「はーい、あ今日から出張でハワイ行くことになったから」

「出張でハワイ?ほんとに・・・・」

疑うママを尻目に自分の部屋へ

確かここに・・・あったあった・・・セーフ
後三ヶ月残ってた(汗)

今から行ったら二泊?かな・・・何持っていこう

そうだ陽菜昨日お風呂入ってないじゃん
それなのに優子に・・・やばい(汗)

急いでシャワーを浴び
とりあえず3日分の着替えと水着を選び
スーツケースに詰めようとしていたら

「陽菜!社長様がお迎えに上がられたわよ(汗)」

下からママが叫んでる

もう来たの?早くない(汗)
電話してっていったのに(怒)


あ・・・・・着信来てる(бвб)


「ちょっと待っててって言ってー」

そう叫んで詰めだすと
階段を上がってくる音がしてドアが開く


「だからすぐ降りる・・・て、優子?」

「何してるの?」

「え?持っていくもの用意してる」

「そんなのいらないよ
パスポートと身分証だけでいいから」

「えぇ?もしかして日帰り(汗)」

「アハハハそんなわけ無いでしょ
向こうで全て買から何もいらないよ」


金銭感覚がおかしい・・・(汗)

どんな生活してきたんだか・・・・


「陽菜は着慣れた服や靴がいいから持っていくの」

「・・・それだけでいいよ、ほらかして持ってあげる」

「大島社長に持たせてはダメでしょ(怒)」

「煩いなぁーわかってるし
すぐ行くから社長は車で待ってて下さい!」

「わかった」

そう言うとママに頭を下げ部屋を出ていった

「本当だったのね・・・」

「何が?」

「社長さんとお付き合いしてるってこと」

「そう言いにきたじゃん」

「あれはリクのことがあって私達に怒って
困らせようとしているのかと思ってたから」

「そんな事する人じゃないから・・・あっ
多分日曜には帰ってくる」

「粗相のないようにね(汗)」

「分かってるし、もう子供じゃないんだよ」

「そうね・・・お仕事しっかりしてきなさい」

「はーい、行ってきまーす(бвб)」

お仕事じゃないけどね(笑)

トランクに荷物を積み込み助手席へ

「お待たせしました(бвб)」

「家に上がらないほうが良かったかな(汗)」

「別にいいよ、
付き合うってちゃんと宣言してるんだから気にすることないし
今は一応、出張だし(笑)」

「そうだよね、うんそうだ」

自分に何か言い聞かせるように呟き車を発信さる

「飛行機取れたの?」

「ああ」

「そっか、ホテルどうするネットで調べようか?」

「いつも使うホテルがあるから
連絡しておいた」

「予約にお迎えとか優子が秘書みたい(笑)」

「アハッ確かに(笑)」


昨日の事が嘘みたいによく笑う優子


「ん?なに?」

「危ないから前向いて運転して下さーい」

「了解しました秘書様(笑)」

「ふふふ(бвб)」

「アハハ(-∀-`)」

会社でもこれくらい笑えばいいのに・・・

ダメダメ、仕事は忘れてせっかくのハワイを楽しまなきゃ