俺とお前と時々親友♂ U-27

陽菜

せっかくの休みだったけど、アサヒが怪我をしてレナさんが不安がってる
みたいだから無理やり仕事を変わらせた

兄貴たちは家を出て3人でマンションに住んでいる

今は三人での時間を大切にしたいらしい・・・
家にいても出来ると思うんだけど・・・

おやじ達も孫に会えなくなって寂しいとは言わないが前みたいな
活気はなくなったように感じる・・・

俺達はまだつくってやれねえからな・・・

しかし、優子との大切な時間を潰したんだからこの仕事絶対成功させてやる

早く決めて帰れば7時には帰って来れるはずだった、なのに・・・

くそ〜何で俺とおやじは二人でホテルの部屋にいるんだ

あのじじいあっちこっち連れまわしやがって

俺は飲めないからおやじがその分飲まされて酔いつぶれて
帰れなくなり今に至る・・・・

なんでも西日本を牛耳ってるらしく、
九州や四国にホテルや大型施設を建てたいおやじにはどうしても
押さえておきたい人物だったらしい

そいつは俺の事を知っていて・・・
正確には優子の事をだけど

学生結婚した事をテレビで見ていたらしい・・・

ああ見えてマラソンをしていて
関西ではじじいの名前の付いたマラソン大会もあるらしい

オリンピック強化選手である優子に会いたいと言いだし
練習があるし大阪までは出てこれないと言うと、うちの家に行く!
とか言いだしやがった、じゃー来週の土曜日に!
と約束するとやっと解放され、うちの子会社系列のホテルに
部屋を取り部屋までおやじを背負いスーツを脱がしハンガーにかけ
Yシャツを脱がし下着だけにして寝かせた・・・俺は嫁か(怒)

でも・・・以外に軽かったな・・・来年は50歳だもんな・・・

しかし、さっきの爺年喰ってるように見えて63歳にはビビった
色が黒いしシワシワだから70歳くらいかと思ったぜ


もう11時か・・・優子寝てるかな・・・?

すると携帯が震え、見ると優子からだった、うん、以心伝心♪

(お疲れ様! 仕事終わったかな?終わってなかったらごめんね(汗)
明日何時に帰ってくるの? 私は朝から練習なので2時には家に帰ってます
陽菜早く帰って来てね♪だって 寂しいから(汗) お休み )

くぅ〜・・早く会いてぇ―(汗)すぐ電話すると

「もしもし、陽菜?仕事終わってたの?今メール
送っちゃったんだけどもしかしてもう見ちゃった?」

一気にまくしたてる優子、少し黙っていると

「もしもし、はるな!?あれ?つながってるのこれ?
おかしいな・・・もしもーし」

「あははは」 

「もう、返事してよ(怒) 」

「あんまりかわいい声だから聴き入ってたんだよ(笑) 」

「もう・・・私だって陽菜の声聞きたいのに」

「明日は帰るだけだから昼過ぎにはつくぜ!」

「そうなんだ、じゃー陽菜の方が早いね 」

「学校に迎えに行ってやるよ!」

「いいよ、疲れてるんだから家で待ってて 」

「少しでも早く逢いたいからさ(бвб) 」

「はるな・・・」 

「明日早いんだろ、もう寝ろよ」

「うん、陽菜もね、おやすみなさい♪ 」

「おう、おやすみ 」

電話を切って少しの間待ち受け画面を眺める

よし!風呂に入って寝るか 携帯画面にお休みのキスをした

俺とお前と時々親友♂ U-26

陽菜の母


陽菜が大学に行くなんて・・・それも、あの秋葉大学に・・・

二年前には考えられなかったものね

優子ちゃんと出会ってなかったらどうなっていたのかしら・・・
まだ喧嘩をしながらいろんな人と付き合って・・・
高校だって卒業できたかどうか

優子ちゃんには感謝してもしきれないわね

そんな優子ちゃんが最近何かに悩んでいるみたい

陽菜が見てない時にふと見せる顔がね・・・

朝ごはんを食べに降りてきた優子ちゃんと一緒になった

「おはようございます」

「おはよう、お父さんたち早くに出かけたわね」

「はい・・・私起きれなくて、いつ行ったか知らないんです 」

「優子ちゃんも練習大変なんだし仕方がないわよ」

「でも、私・・・・・・・ 」

「悩みがあるなら相談に乗るわよ、これでも主婦として先輩なんだから 」

「・・・陽菜は凄く頑張っていて、大学行きながら仕事も覚えて・・・
私、何の役にも立っていないんじゃないかって・・・
自分の事に精いっぱいで・・・陸上だって陽菜や仕事には関係ないし・・・
将来どうしたらいいのか迷っていて、オリンピックは来年だから
就職するか大学に行くか・・・・・私、陽菜の役に立ちたいんです
このままだと・・・きっと・・・ 」

「そうかな?」  

「えっ? 」

「優子ちゃんはそばに居るだけで陽菜の役に立ってると思うんだけど」

「どう言う事ですか?」

「陽菜は優子ちゃんが陸上に取り組んでいる姿に心を打たれ
自分も頑張らないとって思ったわけだし、仕事だって結婚するために
お父さんに認めてもらおうと頑張ったわけで、
今だって二人の将来の為に頑張ってるのよね」

「はい・・・」

「もし今優子ちゃんがいなくなったら陽菜どうなるかしら・・・
きっと勉強も仕事も、何もかも捨てて探し回るわね」

「・・・・・」

「だから、優子ちゃんは今のままでいいのよ、
大学に行って好きな勉強しながら
陸上を続けるもよし、私のように専業主婦になって・・・・
と言っても家の事は何もしなくていいんだけど・・・
帰ってくるのを待っててあげるのも
仕事だと思うわよ 」

「ありがとうございます!
私お義母さんのようにみんなを包み込める人間になりたいです(-∀-`) 」

「まあ、褒めても何も出ないわよ 」

「小嶋家のしきたりとか家の事、もっと教えてもらえますか?」

「そうね、まだ早いと思ってたんだけど少しずつ覚えて行くといいわ」

「はい、お願いします(-∀-`) 」

本当にいい子、 陽菜の見る目は正しかったって事ね

俺とお前と時々親友♂ U-25

優子


無事に三人ともセンター試験は合格して、二次試験までの1か月
猛勉強の末三人揃って秋葉大学に合格して春から大学生
私は3年生になった

クラブでは最上級生なったけど強化選手の私は一人だけ別メニュー・・・

去年はゆきりん先輩が支えてくれてたし山本先輩も声をかけてくれていたから
一人って思わなかったけど今は・・・疎外感が半端ない

高校最後の総体、世界選手権、頑張らないと

野呂姉が隔日に来て体のケア、メニューやフォームのチェックをしてくれるから
それでもってるって感じ

家に帰ると相変わらずバタンキューなわけで・・・

陽菜も大学の勉強と週末、たまにだけど会社の手伝いに行っていて
結構すれ違いが多い・・・

でも必ず朝目が覚めると陽菜に抱きしめられていて
男なのに陽菜の甘い匂いに癒される

同じ物を使ってるのになんでこんないい匂いなんだろう?

私なんかいつも汗臭くないか心配なのに(汗)

今週の土曜は久しぶりの休みで陽菜も休みだから映画でも行こうかって
なってたんだけど金曜日の夜

「優子ごめん、明日大阪に行かないといけなくなった
兄貴が行くはずだったんだけど、アサヒが怪我をしたらしくて・・・
兄貴は行くって言ったんだけど俺が親父と行くからって無理やり変わらせた!
ホントにごめん 」

「いいよ、子供が怪我したのならそばに居てあげなきゃ!レナさんも
心細いと思うし、さすが陽菜だね偉いと思うよ!映画はまた今度行こう 」

「ありがとう!さすが俺の嫁 」 

「うふふ、バカ 」

「馬鹿って言ったなーこの野郎 」

「ちょっとやー(汗) 明日早いんでしょ」

「6時には出る」 

「じゃー早く寝ないと 」

「新幹線で寝るから大丈夫 (бвб)」 

そんなドヤ顔されても・・・

「もう・・・一回だけだよ(汗) 」

「それは、俺の息子に聞いてみないとわかりません(笑) 」

「バカ・・・・ 」

「はーい、バカって二回言ったから2回以上決定!! 」

「えっ? そうなの(汗) 」  

「そうなのです(笑) 」

何回鳴かされたかわかんないけど朝、
目が覚めると陽菜はもういなくて・・・

やっぱりさみしいな・・・

なんか陽菜だけどんどん大人になって行く気がする・・・

朝だって一人で起きれなくて、機嫌悪くて皆を困らせてたのに・・・

今日は携帯のアラームだけで起きて・・・私も気づかなかった・・・

私だけ好きなことをしててもいいのかな・・・

陽菜は私達の為に頑張ってくれているのに・・・
私は陽菜に何をしてあげれるんだろう・・・

俺とお前と時々親友♂ U-24

優子


家に帰りお義母さんに夕飯の事を伝えると

「せっかくだから皆さんに声を掛けたら!」て言われて

ゆきりん先輩・山本先輩・佐江・たかみなにも連絡して全員集まる事になった

「10人で集まるのって久しぶりだよね」

リビングで3人のガールズトーク

「ゆきりんとさや姉女子大でしょ?」相変わらずため呼びのみーちゃん

「うん、佐江とたかみなが、安心だけど一緒の大学に行けないって嘆いてた 」

「でもさ、大学に行くとコンパとかで新しい出会いがあるじゃん
別々の大学に行くと今の関係も難しくなるかもね」

「そんなー・・・やだよ・・・みんなお似合いなのに 」

「陽菜みたいにベタぼれタイプ居ないもんね」

「篠田先輩だってあっちゃんにベタぼれじゃん!」

「麻里子はどこか冷めてるとこあるよ、長男だから家の事もあるし
なによりシスコンだしね 」

「才加とはなんとなく付き合いだした感があるから好きだけど
優子達みたいに結婚となるとどうだろう・・・まだ考えられない」

「佐江はゆきりんにベタぼれだよ!」

「あー佐江はそうかもねでも、一般市民だから社会人になってからの話だろうし」

「たかみなもヘたれだから、巨乳のさや姉すぐに取られちゃうかもね 」

「巨乳は関係ないし 」

「男は巨乳大好きだからね、コンパとか行ったらモテるよ 」

なんか悲しくなってきた・・・ずっとこの関係が続くと思ってたから

俯いているとあっちゃんが立ち上がって背中から抱きしめてくれて

「でもね、私達3人の友情は永遠に不滅だよ 」

うん!頷くと頬を合わせてスリスリしてくれてみーちゃんも
頭をポンポンとしてくれているとドアが開いて

「あっ、何抱き締められてるんだよ(汗)俺の優子に触んな(怒) 」

「ほーら!ベタぼれ亭主登場! 」

「何だよそれ 」 

「なんでもなーい!(笑)」

「で、何で佐江たちまで来てるんだよ」

陽菜の後ろから入って来る4人

「お母さんがどうせなら10人でしょって!」

「余計な事を・・・」

「いいじゃん、こんな機会これからどんどん少なくなっていくんだから・・・」

「どうした、何かあったのか?」

「ううん、何でもないよ、お帰り、お疲れ様でした 」

「着替えに行くからついて来い!」

「えっ、みんなをほっとくの?」

「こいつらなら大丈夫だろ、おやつバクバク食ってるし」


部屋に行くと抱きしめられて

「たとえ女でもオレ以外の奴に抱きしめられんなよ 」

「でもあっちゃんは・・・」  

「俺が見えないとこでなら少しぐらいは許してやる」

「はるな!ありがとう 」  

「何が?」

「私を選んでくれて」

「あたり前だろ、優子しか好きにならなかったんだから、陽菜の一目ぼれだぞ!」

「そうなんだ うれしい!ずっと一緒にいようね」

「もちろん一生離してやんねえし!」

「陽菜!愛してる」  

「おまえ、誘ってるのか?」

「ちっ違うよ 言いたかっただけ(汗) 」

襲われそうになったけど篠田先輩がドアをノックして

「バカ夫婦、盛ってんじゃねえぞはやく来〜い 」

て来てくれたから助かった(ホッ)

楽しみは夜にね、陽菜(-∀-`)

幼馴染♂ U-12

優子

「優ちゃん起きて」

「ん〜もう少し・・・」

「だーめ、学校遠くなっちゃったんだから早く出ないとダメでしょ」

今日から三学期

この二日間睡眠時間は3時間ほど
何とか宿題を終え今に至る

「陽菜は朝の会議があるから先に出るね
ご飯食べたらちゃんとつけといてよ」

「ん〜・・・・」

「もう、寝たらダメだって(怒)」

「起こしてー」

「甘えん坊」

「まだ子供でーす(-∀-`) 」

「子供とはキスもエッチしませーん(бвб) 」

「うえっ(汗)り、立派な大人です」

「じゃー一人で起きれるよね」

「うう…ずるい」

「ほら、キスしたかったらここまで来て」

仕方なく起き上がりドアの所に立っている陽菜の所へ

抱きついてキスしようとしてるのに・・・

「下向いてよ(怒)」

ワザと上を向いて出来ないようにしてる

「フフフ頑張って(бвб) 」

俺は怒ったぞ(怒)

スカートの中に手を入れてショーツを一気に下げる

「きゃっ!!(汗)」

慌ててしゃがむ陽菜

ほら俺より低くなっただろ(笑)

両手で頬を掴んでキスしようとしたら

ドン!!

「イテッ(汗)」

いきなり胸を押されてしりもちをついた

「最低(怒)陽菜行くから(怒)」

鞄を持つと玄関へ歩いて行き出て行った

だって先に意地悪知るからじゃん・・・ちぇっ・・・

おはようと行ってらっしゃいのキスできなかったじゃないかよ(怒)

その分夜にしてやるんだから

テーブルに用意された朝食を食べ
自分の用意をして部屋を出る

陽菜は電車通勤だけど俺は自転車通学
学校の帰りにリハビリ行くからその方が便利なんだ

「おっはー!おっは〜(´-∀-)」

「相変わらず元気だな」

「当たり前ぜ(-∀-`) 」

「優子ん家建て替えするんだろ?
その間どこに住むんだ?」

「えーと、親父たちの病院の近く」

「そうなの、おじさん達はいいけど優子遠くなるじゃん」

「だから今日から自転車通学(-∀-`) 」

「なるほど!今日遊びにいっ・・・「ダメ!」

「なんで?いいじゃん」

「学校の帰りにリハビリに行くから無理」

「そっかー早く復帰しないとだもんな」

「おう!今年で最後だからな」

復活して優勝してプロに行って子供作って・・・デヘヘヘ(-∀-`)

「おまぁ顔、顔(汗)」

「ん?いい男だろ」

「その顔してるとモテないぞ」

もう嫁がいるからモテる必要ないんだよ!
て早く言いてぇ―
それもこの学園のマドンナ!陽菜だぜ(-∀-`)
そのマドンナと俺は毎日・・・グヘヘヘヘ

「マジやばいぞお前(汗)キモイって(汗)」

ふっ・・・
ガキたちには刺激が強すぎるから言えない事を
俺は陽菜としてるんだぜ

はぁー叫びてーあのマシュマロボディは俺のだぞーてな(-∀-`)

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