俺とお前と時々親友♂ U-34

優子

今日の夕方大阪に移動する

PJ出すからって言われたけど丁寧にお断りして新幹線で行く事に

陽菜は凄く拗ねて大変だったんだから

そんな早く行くのはおかしい!あいつは俺達の事を引き裂こうとしてる!とか
あいつ、お前の事好きなんじゃないのか!とか

大人になったと思ってたのに・・・全然なってないじゃん(汗)


間さんの家にお世話になるみたいだけど野呂姉がいるから不安は無いかな

間さん・・・寛平ちゃんは 面白くていい人だもん

新幹線の中で

「優子は大阪に行ったことあるの?」

「中学の修学旅行で京都とUSJに行ったよ 」

「じゃー大阪の街は知らないんだ!」

「うん」

「練習終わったら案内してあげるよ!」

「やったー! たこ焼きでしょ、お好み焼きでしょ、串カツとか食べたーい
けど・・・・ダメなんだよね 」

「うーん・・・カロリー調整してみるよ」

「ありがとう!野呂姉大好き 」

「ハハハ、旦那が聞いたら怒るよ 」

「アハッそうだね、好きと愛してるは違うのにね すぐヤキモチ焼くんだよ」

「まあ、それだけ愛されてるって事じゃないの
恋人のいない私にはうらやましいよ、でも限度を超えるとうざいけどね 」

「野呂姉は、恋人作らないの?」

「ん〜まだいいかな、来年オリンピックだし今は優子の方が大事
それにこの仕事が好きだから・・・なかなか理解してくれる人少なくてさ」

「そっか・・・地方へ行ったりするの多いし男女関係なくつきっきりになるもんね」

「陽菜君みたいな人だとすぐに別れるだろうね(笑) 」

「・・・・・」

「いいのいいの今は仕事が恋人だから 」  

「ふーん・・・」

 良いこと思いついちゃった(´-∀-)

木曜日は試合前日だから無理だよね・・・明日の夜なら

メールして聞いてみよっと

俺とお前と時々親友♂ U-33

野呂

6月の日本選手権で選考記録を上回れば世界選手権に選ばれる

しかし日本で勝てないと世界では入賞することは皆無に等しい

マラソンは海外の選手とと対等に戦っているものの長距離界では
まだまだ立ち向かっては行けていないのが現状だ!

でも、やっと戦える選手が出てきた!と言われて期待されたのが優子で

ジュニア時代から目を付けられていたのに高校に入ると
いきなり小嶋財閥の御曹司と婚約、結婚!?
 陸上界、ううん日本中にが驚き
マスコミはこぞって叩きだし一時期は体調を崩し大島優子は終わった
とまで言われての復活!

今ではファンが大勢出来ていて勝手にファンクラブまで出来てるらしい
本人は全く知らないんだけどね(笑)

大人とは勝手な生き物であんなに叩いておいて今では
オリンピックでメダルを取れるのは小嶋優子しかいない!

なーんて持てはやしだしてるしね(笑)

縁あって優子のトレーナーをさせてもらい素直な性格に触れて
純粋に走るのが好きで、陽菜君が好きで、みんなが好き

が滲み出てる優子に惚れて今は全身全霊を注ぎ込んでいる

世の中に擦れてなくて、ちょっと世間に疎いから
変なプレッシャーがなくてマイペースな優子

そのままがいいから、私も出来るだけいらないことは耳に入れ無いようにしてる

ただ、旦那の愛情が尋常じゃないみたいで・・・
それが一番の悩みかな(汗)

テストが終わり日本選手権まで2週間

今年は大阪であるから、寛平ちゃんの屋敷に寝泊まりさせてもらうことにした

送り迎えもしてくれるしなにかと自由がきくからね

コンディションをベストにしときたいから大会は金曜日からだけど
火曜日の授業が終わってから移動することにした

陽菜君は膨れてたらしいけど万全を期さないとね

みんな金曜日に来るらしく、寛平ちゃんの屋敷に泊まるんだけど
二人を一緒の部屋にはさせない

これは約束させたからね、出来ないならホテルに泊まって!
と言ったら渋々OKしたみたい

これがオリンピックまで続くと思うと頭が痛くなるけど
優子の為なんだから頑張るしかない

優勝して弾みをつけ世界選手権で入賞!

シナリオはばっちりだよ!

俺とお前と時々親友♂ U-32

陽菜

やばい、回数の多さに気づき始めたじゃねえか?

しかしなんとか誤魔化したぜ(汗)

あいつら余計なこと吹き込みやがって(怒)ホント困る

男達には釘を刺しといたからもうこの手の話にはならないと思うけど・・・

いつも必死でついて来ようとする優子が可愛くて
どんどん元気になって行く俺の息子

あのトレーナーにも言われたけど・・・
オレだって今、大事な時だってわかってるから少しは我慢してるんだからな

みんな鬼畜みたいに言いやがって

しかーし!テスト期間中は練習も少なくなるし・・・グヘヘヘ

優子は賢いんだから勉強なんかしなくていいのに
真面目なんだから・・・まあ、そこも惚れたとこなんだけどさ

だから、この一週間は3回・・・4、いや!5回位に押さえといてやるか

うん、俺って優しいぜ(бвб)

日付を越さずに寝れるから朝もちゃんと起きれるし一石二鳥だな

麻里ちゃんに自慢すると

「ニャロ!毎日はゆっぴーがかわいそうだろ 」

「なんで?あいつ元気だぜ 」

「・・・恐るべし、ゆっぴーの体力(*`ω´) 」

「もちろんテストが終わったらまた我慢の日々が始まるから
今は貯金してるって感じかな 」

「篠田にはよくわかりません(汗) 」

「凡人には分からない者だよ、ワッハッハ」

(バーカ)

「はあ?なんか言ったか(怒) 」

「いえ、何も言ってませんよ陽菜君(*`ω´)」

「麻里ちゃんきもい 」

(好きにしてよ、もう・・・)

「さっきからなに一人でブツブツ言ってるんだよ 」

「いやー幸せそうなニャロがうらやましくて・・・」

「そうだろそうだろ、俺達は世界一幸せな夫婦だぜ♪  」

今日もくっちゃうもんね(бвб)

俺とお前と時々親友♂ U-31

優子

とりあえず今は学校の勉強と陸上の事だけを考えよう

中間考査一週間前に入りクラブは休み

私は6月の頭に日本選手権があるから、野呂姉に付き合って貰って
1時間だけ近くのランニングコースを走ってから帰る

「勉強も大事だけどさ、睡眠もしっかりとって体調崩さないようにね」

「うん、勉強はなるべく授業中に集中してしてるし
家では2時間くらいしかしてないよ」

「旦那にも早く寝させるように言っておいたから

「もう・・野呂姉(汗) 」

家に着くと大学帰りの陽菜と一緒になって

「優子早いじゃん・・・あっもうすぐテストか 」

なんかニヤニヤしてるんだけど

その夜勉強をしていると、なんかソワソワしている陽菜・・

一区切りついて伸びをしていると

後ろから抱きしめられて

「今日はもういいだろ、ベット行こうぜ!」

ふうー、久しぶりだからな・・・ちょっとこわい

とりあえずベットに上がって

「あのね、陽菜」

「なんだ?」

「あっちゃんから聞いたんだけどさ・・・」

ギクッとした顔をする陽菜

「私た!んっ////」

話そうとしたら口をふさがれ舌が入ってくる

手はパジャマの下に潜り込んできて

「んっ・・・んあっ////」

体の力が抜けて行く・・・いつの間にか服を脱がされていて・・・

「人の言う事は信じるな!麻里子が情けないだけなんだから 」

「でも、みーちゃんも・・・あっ・・やっ///」

「優子は気にしなくていいんだよ、俺に任せとけばいいんだから」

「うっ・あっん・・つ・・・はる・なぁ(汗)」

エッチした後はほとんどと言っていいくらい寝ちゃってて・・・・

陽菜には申し訳ないなーて思ってるんだけど

何故か毎回意識が飛んじゃってて・・・ごめんね陽菜・・・

私って体力無いのかな(汗)

陽菜に気持ちよくなって貰いたいから、頑張ってもっともっと体力つけなきゃ(汗)

待っててね陽菜

守ってあげる♂ 60

陽菜

俺がアラームに気が付くぐらいだから長い間鳴っていたんだろう

薄く目を開けると反対を向いて携帯に手を伸ばす優子が見えたから
また目を閉じた

すぐベットがきしむ音がしたからこっちに向き直ったんだと思う

・・・・何やってんだ俺(汗)

それからピクリともしない優子・・・

二度寝したのか?

目を開けようとしたら何やらブツブツ聞こえてきた
よーく聞いてみると

女らしくない自分は俺にいつか捨てられるんじゃないかと
思ってるらしい・・・

何言ってんだか(笑)じゃじゃ馬?なのは今に始まった事じゃねえだろ
小さい頃は俺より強かったんだからな(笑)

泥だらけになり走り回ってた優子の後を
待ってよーて言いながらついて行ってた俺・・・

どっちが男なんだかわかんなかったもんな(笑)

日焼けして真っ黒だった優子の事ずっと好きだったんだぞ

今更大人しくおしとやかになられたらどうしたらいいかわかんなくなるじゃん(汗)

それに女らしくって絶対無理だろ(笑)

なのにしてる時の顔・・・

エロスぎだってえの(汗)

そのギャップが癖になってきてる変態な俺(笑)

なんて思ってたら額に触れたあいつの唇

おはようのキスはそこじゃないだろ?

だから目を開け唇にしてやった(笑)

驚き照れる顔は女の顔だから大丈夫だぜ優子(бвб)


今日は京都を回るらしい・・・

お寺や、昔の建物日本の文化に一切興味ない俺

適当に見てカフェでお茶でもしてそこで時間つぶすかな(бвб)

シャワー浴びて出てきたら俺のパンを半分食べてるし・・・

そんなとこも可愛いんだけどな(бвб)

集合時間にちょっと遅れただけでジュース奢らされたし(怒)

峯岸うざいぞ

あいつはマジ要注意だな!

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