麻里子
大学の食堂
「ニャロの家に間グループの会長が来たって事か? 」
「さっきからそう言ってるだろ 麻里ちゃん耳悪くなったの?」
「西日本を牛耳ってる間グループだぞ!何しに家まで来たんだ?」
「それがさ、優子の事気にいっちゃって、膝に座れだの、
ハグさせろだのしつこくてさー」
「もちろん言うととおりに・・・・」
「させるわけないだろ(怒) 」
「えー!会長だぞ!機嫌を損ねたら大変じゃないか(汗) 」
「全然平気だったぜ!優子のトレーナーと知り合いだったらしく
話が弾んで最後には’優子のバックアップさせてくれー ’
なんて言いだすし勝手な爺だぜ 」
「・・・・・それって凄い事だよ 」
「そうなのか?」
「会社的にはどうなったんだ?」
「そっちも、もちろん、おやじとも意気投合しちゃってさ酒飲みながら
夜遅くまで話してたらしくてさっそく四国に大型施設作るみたいだぜ 」
「・・・・・・すげーな、また小嶋グループが大きくなるぞ」
「俺はまだ与えられた仕事をするだけだからよくわかんないけど
俺達が役に立ったのは間違いない、優子なんて凄く喜んでさ
あいつの嬉しそうな顔見てたら俺まで嬉しくなってきてよ・・・
夜なんてクックックッ」
「それはこじつけだよ陽菜君・・・ 」
「うらやましいんだろ」
「・・・でも、ゆっぴーには凄いプレッシャーになるんじゃないのか?
小嶋と間がスポンサーだなんて、日本で負けるわけにはいかないだろうし
世界でも入賞しないとって頑張りすぎないか?」
「あいつ、いまいち俺達の企業の大きさ分かってないみたいで、あえて教えてないし
もしそうなっても俺がいるから大丈夫だよ 」
「ニャロは疲れさせるだけだと思うんだけど 」
「むぅ・・・どう言う事だよ 」
「敦子から聞いたんだけどさ、一晩でどれだけやってんだよ 」
「それは・・・・その時になんねえと分かんねえし 」
「だろ!ゆっぴーはそれが普通だと思ってたみたいで、敦子に聞いて
ビックリしてたらしいぞ 」
「変なこと吹き込むなよ、麻里ちゃんが弱いだけだろ(怒) 」
「篠田は平均です(*`ω´) 」
「だってよー・・・あいつマジで気持ちいいんだって
止まらなくなるって言うか・・・可愛いし、あの声であんな顔されたら
たまらなくなって、俺の息子が復活しやがるんだから仕方ねえだろ 」
「ゆっぴーは体力あるからニャロに付き合えてるけど
普通の子らは無理だったんじゃねえの?」
「他の奴らの時なんて1回したら飽きてたからな 」
「・・・・・ほどほどにしといてやりなよ」
「分かってるよ、これでも最近は抑えてるんだから 」
ホントにもう・・・普段運動しないくせにどこにそんな体力があるんだか(笑)
しかし・・・ゆっぴー将来の事で悩んでいたみたいだけど
すでに一生分の仕事をしたような気がするんだけど・・・
ゆっぴーてある意味凄いよね
小嶋と間の凄さをわかって無くて、息子と結婚するわ
会長に気に入られるわ・・・
自分はオリンピック目指してるし・・・・
恐るべし無邪気なゆっぴー(笑)