守ってあげる♂ 63

陽菜

「陽菜起きてる!?」

「だから・・・いきなり入ってくんなって(怒)」

「いいじゃんかー私と陽菜の仲だよ(-∀-`) 」

「・・・・・・・はぁ・・・」

「なんでそこでため息つくかな・・・・・」

ぶぅーと頬を膨らませ拗ねる優子

「あいつらとどこで落ち合うんだ」

「あ、なんかね夜に、やっぱり採用できませんでしたって
連絡来たんだってだから私と陽菜だけになっちゃった」

はぁ?じゃー俺が行かなかったら優子一人だったって事か?

ありえない・・・どう考えても怪しいじゃねえか

不審に思いながらも現地へ


「・・・・大きい・・・・」

「凄ーい、海の家なのに綺麗だし大きいね(-∀-`) 」

俺たちは結構ギリギリだったみたいで
男女それぞれ5人ずつか・・・・

「お、今回のバイト生はみんな時間を守れて優秀だな
今から誓約書を配るからサインして母印を押して下さい」

誓約書?

そこには、ここで起きた事に関してはすべて自己責任であり
店または雇い主は一切の責任を負いかねますと書かれていた

・・・・なんだこれ・・・

「こんなバイト・・・・おい何書いてんだよ(怒)」

「え?火傷とかしないように自分が気を付けたらいい事でしょ」

「そう言う事じゃ・・・・」

「六万円だよ?これぐらい我慢しなきゃ」

「・・・・・・・・」

仕方ない・・・・

全員がサインして捺印する

「朝は十時から夕方6時まで
休憩は1時から二人同時に30分ずらして一時間ずつ
夜は自由にしてくれてかまいません
寝るのは二階の大広間、布団は端においてあるので
朝はたたんでテーブルを並べる事
あと」

まだあるのかよ

「他人の行為に一切干渉しない事
例え何があってもです
違反した者はすぐ帰ってもらい賃金も払いません
以上」

以上って・・・・どう考えてもおかしいだろ

「優子帰るぞ」

「なんで?せっかく来たんだから頑張ろうよ」

「きみ帰ったらだめだよやめるとしても
交通費前払いしてるんだから今日は働いてもらわなきゃ」

「・・・・・・」

「帰りませーん!
(今日様子見てみて怪しかったら終わってから帰ればいいじゃん)」

仕方ない・・・・

「怪しかったらすぐ帰るからな」

「わかってるって(-∀-`) 」

こいつぜってーわかってない(怒)

それから上に荷物を置きに行き水着に着替え
始まったバイト

・・・・・・

「ほら何にもなかったじゃん」

何事もなくただ普通に仕事をして終わった一日目

作る人は別にいて俺達は接客だけで
10人もいると暇なときは手持ちぶたさになる

二日目の夜

「君ら恋人同士で来たの?」

「アハッ(-∀-`) うんそうなんだ」

「へぇー刺激が欲しくて?」

「どう言う事?」

「俺去年もこのバイトしたんだけど
臨時収入もあるから20万くらい稼いだんだぜ」

「臨時収入?」

「当たりはずれあるけど一週間で20万はスゲーだろ」

「うんうん、凄いね私にも出来るかな」

「君可愛いし彼氏いい体してるから
もっと稼げるんじゃないかな」

可愛いと、いい体って事は肉体労働じゃないな・・・
どうやって稼ぐんだ?

それは三日目の仕事中にわかってきた

「小嶋君これ三番テーブルへ
大島さんこれ8番へ」

オーダーを取って来るのは全員従業員の人で
料理を持って行くのは俺らの仕事
それもたまに指名される

あれ?この人昨日も来てたな
年は30前後だろうか海なのに少し濃い目の化粧をしていて
泳ぎに来た雰囲気じゃ無かったから印象に残っていた

「あ、お兄さんまた来てくれたの
海好きだねぇ(-∀-`) 」

すぐ誰とでも友達になる優子
そいつも通ってるのか?

『今日終わってから食事行かない
美味しいところ知ってるんだ奢るよ』

「うそ行く!て言いたいところだけど
彼氏いるから」

『彼氏さんと一緒でもいいよ』

「ホントに?はるなーこのお兄さん
夕飯奢ってくれるって」

「ちょっと来い(怒)」

「イッタ何怒ってんの?陽菜も一緒に奢ってくれるんだよ」

「小嶋君だっけ?あのお兄さん片手広げてたから
3Pで5万くれるぜ」

3P?5万?

「どう言う事だ」

「みんな品定めしてるんだよ
気に入った子がいたら声をかけて同意すれば
ひと夏の思い出?みたいな感じかな」

「違法だろ」

「だから誓約書書いただろ
それに求人ちゃんと読んでこなかったのか
それとなく書いてあったんだぜ」

「優子!」

「うぅ・・・金額に目が言って全部読んでない・・・」

「嫌なら断り続けてもいいけど
夜這いとかもOKだから夜中気を付けろよ
たまにあるけど周りは一切助けないからな」

そう言えばそんな事言ってたな・・・

「優子帰るぞ」

「なんでよ、あと半分じゃん
乗り切ったら6万円もらえるんだよ
二人で12万円だよ
海外旅行にだって行けちゃうよ」

「はぁ・・・お前と言うやつは・・・」

俺が守るしか・・・

H 転校生はマジ女だった 51

優子との暮らしは快適とは言えないけど
今までよりはまし

強面のオジサン達がうろうろしてるけど
陽菜には優しいし、ご飯は何もしないでも出て来るし
高い物じゃ無かったら何でも買ってくれるし

悩みと言えば必ず近くに誰かがいるから
プライベートが無いって事ぐらいかな

あ!あと優子が触りたがる事?

陽菜はキスだけで十分なんだけど
どんどんエスカレートして行って
すぐエッチしようとしてくるから困ってる

挙句の果てに浮気するかもだなんてあり得ないんだけど(怒)

そう言えば昔の学校で女をとっかえひっかえ
部室に連れ込んでたとか言ってたっけ・・・

後一か月も我慢できるわけないじゃん(汗)

そんな事を思っていたら

「ちょっと出て来るから大人しくしてろよ」

「どこ行くの?」

「野暮用だ」

「陽菜も行く」

「ダメだ!ヲタとうなぎを置いて行くから
おめえはおとなしく家にいろ」

「・・・・・・・」

その日から帰って来るのが遅くなり
朝も早くから出かけて行く
たまに帰ってきてない日もあるみたい
帰って来ると必ず陽菜に抱き付いて寝るから分かるもん

「ねえ、優子達どこに行ってるか知ってる?」

「え?それはですね前の「ヲタ!(怒)」

「なに・・・・陽菜に言えない事なの?」

「優子さんが言わないのなら私達も言えません」

ヲタと二人っきりになった時に聞きださなきゃ



「ただいまー(-∀-`) 」

「今日は早いじゃん」

「今日の相手は早かったからな(´-∀-)」

「何が?」

「そりゃー相手がイ・・・・・いい日旅立ち♪」

「・・・・・・なんかすっきりした顔してない?」

「発散してっからな(-∀-`) 」

そう言いながら着替える優子

「これ何?」

「え?・・・あっ、あの野郎こんな所に付けやがって(怒)」

どう見てもキスマークじゃん・・・・

どうしよう・・・
陽菜がさせてあげないから優子昔の学校行って
生徒に手を出してるんだ

もしその子にも子供が出来たら陽菜捨てられちゃうかも
今さら家にも帰れないし

この子と二人路頭に迷って・・・・・だめぇー(汗)

「陽菜どうかしたのか?」

「優ちゃんお疲れ様」

そう言って抱き付く

「ゆ、優ちゃんだと(-∀-`) ♪」

「お風呂入る?」

「あ、ああ・・・」

「背中流してあげるね(бвб)」

「おまぁ・・・どうしたんだよ(汗)
なんか欲しいものとかあんのか?」

「優ちゃん朝早くから夜遅くまで大変だなーて思って」

「そ、そうか(-∀-`) 」

2人とも裸になり一緒にお風呂へ

むぅ・・・・なにこれ、あちこちにキスマーク・・・・

スポンジを泡立て背中を洗いながら自分にも泡を付けて
胸を優子の背中に当て、手を前に回す

「は、陽菜(汗)」

「手で洗ったほうが肌にはやさしいんだよ」

「や、やめろって(汗)」

「陽菜には出来ないから陽菜がしてあげる」

耳元でそう囁くと

「やめろ!(怒)」

「っ・・・なんで・・・陽菜の事飽きたの?
出来なくなったら陽菜には興味なくなっちゃったの」

「何言ってんだよ、私がどれだけ我慢してるか」

「毎日そのうっぷんを晴らしに行ってるんでしょ」

「そうだけど・・・いや違うって(汗)」

「毎日違う子とやってんじゃん(怒)」

「そうだけど・・・だから違うって(汗)」

「あちこちに痣作ってるくせに」

「そりゃー大人数でこられたら痣も出来るから」

「はぁ?大人数?あり得ないし(怒)」

「そうなんだよ相手やくざだしウジャウジャわいてきやがるし
でもとどめ刺しても訴えられないからよスキッとするんだよな(-∀-`) 」

訴える?・・・やくざって言った?

「毎日何してんの?」

「それは・・・・・
マジ女が今やくざに狙われててよ
一人撃たれたんだ、それを聞いちゃ
初代ラッパッパ様は黙っちゃいれねえだろ」

「喧嘩しに行ってるって事?」

「そうだぜ、ん?感づいてたんじゃねえのか?」

「う、薄々だけだから・・・」

「陽菜の気持ちは嬉しいけどよ
今触られると抑える自信ねえんだ・・・
風呂にだって今入ってるけどよ
スゲー我慢してるんだぜ
子供と陽菜の為にこの大島優子がだぜ」

「・・・・・ごめんね、
なんか・・・ありがとう(бвб) 」

「明日もはええんだよな
もう上がって寝ようぜ」

「うん・・・・」



「明日何時に起きるの?」

「サドが起こしに来るから気にすんな」

「もしかしてずっとサドさん来てたの?」

「ああ、おめえは気持ちよさそうに寝てるけどな」

毎日寝てるとこを見られてるって事?(汗)

「サドは姉妹みてえなもんだから気にすんな」

「別に気になんて・・・キスして」

「おめえ、分かってんのか(汗)」

「だってキスしたいんだもん(бвб) 」

「くっ・・・・アァー早くやれるようになってくれー(泣)」

「後一か月我慢してね(бвб) 」

「えーと・・・やっぱりやって貰おうかな(-∀-`) 」

「おやすみ(бвб) 」

「まじかよー」

あれは勢いでやっちゃったことだから
理由が分かった今まったくやる気ありませーん(笑)



M 転校生はマジ女だった 50

何故か篠田家に住み着いてるヲタとウナギ

「お前ら家に帰れよ」

「私達も優子さんに仕えたいんです」

「家から通えばいいだろ」

「遠くて通えません・・・」

そう言えばチームホルモンのやつらは
狭いアパートで共同生活してるって
情報通のブラックが言ってたっけ

「実家どこなんだ?」

「私は愛知です」

「私は大分県です」

「・・・・・・何で東京のそれもあんな高校に出て来たんだよ(汗)」

「これでも中学の時はブイブイ言わせてたんで
東京で一旗揚げようと思ってマジ女に入ったら
とんでもない人がてっぺんに居て諦めた次第で・・・」

「じゃー帰ればいいだろ」

「優子さんに一生ついて行くって決めたんです
なあうなぎ」

「そうです、私達優子さん以外に仕えたい人いないんです!!」

「変態でもいいのか・・・」

「・・・・・・・は・・・い・・・」

「ゲキカラも多分ずっといるぞ」

「だ、大丈夫です(汗)」

「生活費をちゃんと入れろよ」

「ありがとうございます(涙)」

優子さん何気にこの二人を可愛がってるからな
どこがいいのやら・・・

「サド、優子さんが呼んでる」

「こら、離れるなって言っただろ何で電話してこないんだ」

「これの事?」

「・・・・・・また壊したのか(怒)」

「アハハハハだっていう事聞かないんだもん」

「お前使い方覚えろ、次壊したら追い出すからな」

「・・・・・・・アハハハハ・・・・・(怒)」

「ヲタ出来るまで教えてやれ」

「わ、私がですか(汗)」

「うなぎとだとお前の方が好かれてるような気がするからな」

「それは勘違いかと・・・(汗)」

「アハハハハよろしくね、鉛筆さん」

「ひゃっひゃぁー(汗)」

悲鳴を上げるヲタを無視して優子さんのもとへ急ぐ

「何か御用ですか?」

「陽菜が体触らせてくれないんだぜ酷いだろ(怒)」

「優子さん?」

「セックスは出来ないけど触るぐらいならいいだろ?」

「・・・妊娠初期の間は気持ちが不安定になるようですが」

「そうなの?じゃー不安にさせないように
攻めまくったらいいのか?」

「そう言う事では・・・(汗)」

「もう、何相談してんの(怒)」

「陽菜が触らせないから悩んでんだろ(怒)」

「だって絶対途中で止めれないでしょ」

「そんな事・・・・・・」

「この前だってキスだけって言って
興奮して胸揉んでくるし最後には指入れそうになったじゃん」

「入れてないだろ」

「陽菜が蹴ったからでしょ(怒)」

「そうだ!こいつ旦那を足蹴りにするんだぜどう思う」

凄いと思います

優子さんを叩いたり蹴ったり怒ったりできるのは
小嶋さん・・・陽菜さんだけですからね

なんて事を言えるはずもなく

「後一月我慢すれば出来るようになるんですから
我慢してください」

「くぅー一月も我慢できねえぜ浮気してやる!」

「・・・・最低・・・浮気したらそく出て行くから」

「こ、言葉のあやだよアハハハハ(´-∀-)」

恐るべし陽菜さん・・・

守ってあげる♂ 62

優子

大阪から帰ってきて大変な事に気づいた・・・・

「お母さんお小遣いの前借を・・・」

「何言ってるの先月に来月分まで前借したでしょ(怒)」

「そうでした・・・・」

はぁ・・・大阪で使いすぎた・・・・

こうなったら・・・



「陽菜!」

「お前な男の部屋にいきなり入ってくんな(怒)」

ベットで寝ころんでいた陽菜に近づき

「なんで?・・・・あぁぁ!!エッチなDVDとか本を持ってるんでしょ」

「そ、そんなもんあるわけないだろ(汗)」

「・・・・・・きょどった・・・怪しい・・・」

「お前がへんな事言うからだろ
で、何しに来たんだよ」

「あ、そうだった・・・今日から一週間会えないけど
浮気したら駄目だからね」

「ん」

「ちょっとそれだけ!?どこ行くんだとか浮気なんか絶対しないとか
何か言う事あるでしょ(怒)」

「ない(бвб)」

「・・・・・・浮気してきてやる(怒)」

「はぁ?何言ってんの
お前の事なんか誰も相手にしないから」

「私だってビキニ来てちょっと色目使ったら
声かけてくる男ぐらいいるもん」

「ビキニって・・・・海にでも行くのか」

「あっ・・・・・」

「ちゃんと説明しろ」

「みーちゃんとさっしーの三人で行くから大丈夫(-∀-`) 」

「何が大丈夫なんだよ怪しい三人だな」

「そう言う事だからバイバイ」

振り向いて急いで出て行こうとしたら

ガシッ・・・・

「は、離して(汗)」

「何しに行くのか言うまで離さない」

そ、それも嬉しいけど・・・・(-∀-`)

振り向くと凄い顔で睨んでる陽菜(汗)

「あぅ・・・・・お金が・・・」

「お金?」

「お小遣いが底をついたので短期バイトしてきます」

「海で?」

「そう、海の家なんだけど一週間泊まり込みで
なんと6万円もくれるんだよそれも三食昼寝付き(-∀-`) 」

「で、条件は?」

「えーと・・・水着で働くことと全員雑魚寝?」

「なんで疑問形なんだよどう考えても怪しいだろ(怒)」

「そんな事ないよ三人で行くし私強いし(-∀-`) 」

「だめだ!」

「何でよ、あ、一週間も会えないから寂しいとか(-∀-`) ?」

「バカ」

「ちょっ、バカって(怒)」

「見せて見ろ」

「・・・・・これ」

携帯を見せると自分の携帯を触りだし

「すいませんバイトしたいんですけど」

「陽菜?」

「短期バイトの方で・・・写真ですか?今送ります」

自撮りして相手に送るとすぐ電話がかかってきて

「はい、ではよろしくお願いします・・・・
と言う事で俺も行くから」

「嘘でしょ、水着だよ?」

「知ってる」

「雑魚寝だよ大丈夫なの?」

「・・・・・・しかたねえだろ(怒)」

雑魚寝とか凄く嫌がるのに・・・・私の為?

「エヘヘヘ(-∀-`) 」

「なんだよ、気持ち悪いな(бвб)」

「またまたー照れちゃって(-∀-`) 」

「はぁ?用事済んだんだから早く帰れ(怒)」

「ぶぅー、寝坊しないでよね」

「起こしに来ればいいだろ」

「・・・・アハッそうする(-∀-`) おやすみ」

素直じゃ無いんだから可愛いなぁもう

「あ、携帯返して」

「ほら」

受け取ろうとしたら腕を引っ張られ

チュッ

「・・・・・・・(-∀-`) 」

誤魔化すかのように携帯ゲームをしだす陽菜

あんまりしつこいとまた怒りだすから
そのまま部屋を出た

幼馴染♂ U-31 最終話

陽菜

油断した(汗)

「新年一発目だぜ(-∀-`) 」

と張り切る優子を可愛いって思っちゃって
まさかすぐ出来ると思ってなかったから許しちゃったのがまずかった

「どうしよう・・・出来ちゃったかも」

「調べたの?」

「私遅れたことないんだけどもう三日遅れてる」

「それくらいだったらまだわかんないね
でも、もしもの時の為に・・・」

「そうだよね、やっぱまずいよね」

出すのは早いに越したことはないから
次の日校長先生に、急ですが家庭の事情で
今期で退職したいと申し出た

二月だというのもあって後任が決まるまでは
いて欲しいと言われ承諾した

「ゆっぴーにはいつ言うの?」

「ちゃんと確認してから言おうと思ってる
ぬか喜びさせちゃったらかわいそうだし」

「出来てなかった時の学校辞める言い訳は?」

「妊活?かな(笑)」

「ゆっぴー張り切るだろうね(笑)」

「覚悟しとかなきゃ(汗)」

それから10日後検査薬を買ってきて試すと・・・



ふぅ・・・・今日言わなきゃ

その日の夜

「優ちゃん話があるの(бвб)」

「なになに?子供出来たとか?なーんてねアハッ(-∀-`) 」

「・・・・・・・うん(бвб)」

「・・・・・・・・・・・・・・・・えーと・・・・
今日4月じゃないよな」

「まだ2月だよ」

「調べたの?」

「今日2回調べた(бвб)」

「まじ!?」

「うん、まじ(бвб)」

「や、や、やったー!!にゃんにゃん最高ぜ(-∀-`) 」

ギュっと抱きしめられて少しほっとした

「でもね、問題が一つあるの」

「な、なんだ?」

「優ちゃんの誕生日前に産まれちゃうかも」

「嘘だろ(汗)」

「まだ病院に行ってないからはっきりは言えないけど
陽菜の計算だと誕生日あたりが予定日で
初産は早くなる傾向にあるからやばいかなって(汗)」

「そこは我慢して何とか踏ん張れないのか?」

「我慢してできるもんじゃないから(汗)」

「だよな・・・・秋元になるのか?」

「出生届は14日以内に出せばいいから
婚姻届けと同時に出せば大丈夫だよ」

「まじか♪」

調べたから間違いないよ優ちゃん

ソファーに座る陽菜の膝の上に寝ころんだと思ったら
お腹にそっと触れ

「俺みたいに慌てて出てくんなよ
にゃんにゃんみたいにゆっくりでいいからな」

「ふふふまだわかんないよ形もないかもだし」

「いいんだ、毎日こうやって話しかけてたら
俺の声覚えるだろ
産まれてきて話しかけたら笑ってくれるかもしれないじゃん」

「そうなったらいいね」

「お、おう・・・」

すぐには無理だけどね(笑)

「男かな、女かな(-∀-`) 」

「まだまだわかんない、優ちゃんはどっちがいいの?」

「そりゃー・・・・・」

「ん?」

「女の子がいいけどパパ嫌いとか言われたら俺死ぬ・・・(泣)」

「思春期は仕方ないよね(笑)」

「男だったらサッカー一緒にしたい」

「優ちゃんに似たらスポーツ万能だね」

「にゃんにゃんに似たら・・・・・
やっぱ女の子の方がいいな(汗)」

「むぅ・・・どう言う事かな(怒)」

「ほら、美男美女の子供だから絶対可愛いって(-∀-`) 」

「自分で言うかな(笑)」

「無事に生まれてきてくれたらどっちでもいい」

「優ちゃん・・・・(бвб) 」

「ママを苦しめるんじゃないぞ
ちっさく産まれておっきく育つんだぞ!」

「あっ・・・篠田家の男子は・・・・」

「だ、大丈夫!だと思う・・・・(汗)」

「小さい方が可愛いしね(бвб) 」

「小さいって言うな(怒)」

お腹に手をあてながら

「小さくてもパパのように心の広い人間になってね」

「陽菜・・・・」

「みんなに報告しに行こう」

「俺が一番?(-∀-`) 」

「麻里ちゃんにだけ相談したけどね」

「くっ・・仕方ねえか、篠田家は麻里姉が
全権を握ってるみたいなもんだしな」

「そう言う事、秋元家もやばいからね(笑)」

「確かに、才加兄は完全に尻に敷かれてるもんな(笑)」

「そうだねぇ、男の中では優ちゃんが一番偉そう(笑)」

「当たり前!おれは日本男児だぜ(-∀-`) 」

「・・・・・考え直そうかな」

「な、なに言ってるんだ(汗)俺は強さと優しさを
両方兼ね備えてる日本男児ぜ!」

「フフ、知ってる、日本一のパパと旦那さんになってね(бвб) 」

「陽菜は世界一!ううん宇宙一の奥さんだな」

「宇宙一のママは?」

「生まれるまでは俺だけの奥さん(-∀-`) 」

「甘えた〜」

「まだ子供ぜ(-∀-`) 」

そう言って抱き付いてくる優ちゃん

「こんな時だけ子供?」

「変幻自在(-∀-`) 」

「なにそれー(笑)」

笑いあった後急に真面目な顔をして

「ありがとう陽菜、絶対幸せにするから」

そこには今まで見てきた子供の優ちゃんはどこにもいなくて
カッコよくて大人になった優子が目の前にいた



おしまい


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