「今日の御飯は何かな(-∀-`) 」


給食だけど食堂で食べる
お嬢様が教室で取り分けて食べるわけないもんね


「あれ、向こうへ行かないの?」

「うん、今日から行かなくてよくなったんだ」

「まさか・・・妹返上した?」

「それは却下された(;´-∀-)」

「だよね、そんな事したら
三年間いじめにあうか学園にいられなくなる(汗)」

「そうなの?」

「ルナ様だよ!学園の月の女神だよ!
それも日本一の大富豪」

「そんなにかぁー(-∀-`;)」


返上しなくてよかった・・・


食堂に近づくにつれ騒がしくなる廊下

全員が座れるからまず混む事は無いのに
入口で人だかりが出来ていた


「あ、指原さんだ」


指原さん?同室の指原さん?
どこにいるんだろう(;´-∀-)

ともちんが声をかけたのは
一番後ろに並んでいた人


「どうかした?なんで渋滞してるの?」

「板野さん・・あ、大島さんも」


私の顔を覚えてくれてるのになんか・・・ごめん
だって殆ど顔見てないんだもん(;´-∀-)


「女神が食堂にいてみんな入るの躊躇してるんですよ(汗)」

「え、うそ!?」


ともちんとともーみが同時に私の顔を見る

これは行かないとダメな感じだよね


人をかき分け前へ進み食堂に入ると


「あ、やっと来たぁ〜(бвб)」


その周りにはもちろん麻里子様、才加様、由紀様
四人だけでしかいないけど凄い威圧感


「優子のせいだからな(怒)」


優子?


後ろから聞こえて来た怒り声

振り向くと前田さんが顔をしかめて怒っていた


「どういう事?」

「優子があそこで食べたくないって言うから
にゃんにゃんがこんな質素な食堂で
食べるって言いだしたんだぞ(怒)
私の唯一の楽しみどうしてくれるんだよぅ(怒)」


そういう意味じゃないのに(汗)
私の説明が悪かったの?


「あっちゃんも早くおいでよ(бвб) 」

「みなさん断ればいいのに・・・」

「にゃんにゃんの言葉は絶対なの!
麻里子でさえ逆らえないんだから」


私はなんて人に見染められてしまったんだろう(;´-∀-)

前田さんの後について近づくと


「優ちゃんが来たら持ってきてって言ってあるから
すぐ来ると思うよ」


どうみても睨んでる三人の先輩方


「あのう・・・」

「他に食べたいものある?
作らせるけど(бвб)」

「ルナ様方がここにいると
他の生徒が入ってこれないので
昨日の場所へ移動していただいてもいいですか?」

「なんで?優ちゃんはここで
他の子達と食べたかったんでしょ?
だから陽菜は来てあげたんだよ」


おじいさまごめんなさい
多分今日で私は退学になると思います
でも言わないとみんなに迷惑がかかるから


「私は・・・ルナ様がいない所で
食べたいんです」


みるみる顔が変わっていくルナ様

口を開けて驚いてる才加様と由紀様
面白がってるであろう麻里子様

ざわつく入口


「だってさ
早くここから出て行こう
お腹すいてペコペコ(∵)」


多分これが普通な前田さん


「おっと・・陽菜落ち着いてね
取りあえず今日はいつもの場所へ戻ろうか(汗)」


オロオロしてルナ様をなだめている才加様


そしてルナ様の目がウルウルしだす


「え・・・あ・・うそ・・えっ(;´-∀-)」

「陽菜、優ちゃんに何かした?(涙)」

「してないです!何もしてないです!!(;´-∀-)」

「じゃーどうしてそんな事言うの(涙)」


まさか泣くなんて思ってもいなくて・・・

これって切腹もの?

この状況・・・どうしたらいいんですかぁー(;´-∀-)

誰か教えてください