強引なくせに優しく抱いてくれた陽菜
「黙っててごめんね(бвб) 」
「ううん・・・・でもどうして」
「それは陽菜のポリシーと言うか・・・・」
「ポリシー?」
「社員には手を出さないって決めてたの」
「どうして?」
「目の前に悪い見本がいたからかな」
「なのに・・・・良かったの?」
「別に決まり事じゃないしさっきも言ったけど
ルールを決めるのも無くすのも陽菜」
(あっあー聞こえますか、入りますよ)
何処からか聞こえてきた声
「まだ駄目(汗)」
「ダメです(;´-∀-)」
大きな声で叫んでるのに壁がグルンと回転して人が入って来た
「ダメだって言った(怒)」
「中の声は聞こえないんだよねぇ
聞こえたら何かと不便でしょ(*`ω´) 」
「だったら今すぐ出て行って(怒)」
「プッ・・・・ニャロがねえ(*`ω´) 」
「早く出ていけ(怒)」
咄嗟にシーツはかぶったけど
そう言う事をしてたんだって丸わかり(;´-∀-)
入ってきた人は空いたままだったドア?から出て行き
また閉まってしまった
「早く服着て」
散らばった服をかき集め急いで身につける
「で、どうやって出るのよ(怒)」
さっき人が入って来た壁を押してみるけどびくともしない
取りあえずドンドン叩いてみる
カチャッ
音とともに回り出した壁
「中からあかないじゃん(怒)」
「押す位置が決まっててそこを押さないと開かないんだよ(*`ω´)」
「大体あの部屋何なの」
「え、ああ言う事する部屋だよ」
「どういう事?」
「新社屋にする時に取り入れてみた
因みに篠田の部屋にもあるんだよねぇ才加」
「まだ使ってませんから(汗)」
「律儀に、会社でそんな事できないって言うから
社長が使ったらしようねって言ったんだ
使ってくれたありがとねニャロ(*`ω´) 」
確かに設計とか配置は麻里子に任せてあったけど
まさかこんな部屋を作る何て誰が思う?
他にも仕掛けあったりして・・・・・・
「机の上のこれ、預かっていってもいいのかな?(*`ω´) 」
「それは・・・・(汗)」
「ダメです!(;´-∀-)」
「辞めないでいてくれるの?」
「今日初めてデザインを課長に認めて貰えたんだ」
「良かったじゃん(бвб) 」
「でも副社長にはまだまだ認めて貰えないと思う」
「認めます(*`ω´) 」
「いや、あなたに認めて貰っても(;´-∀-)」
「大島さんこの変なお方が副社長の篠田さんだ」
「なんか聞こえたけどここでは許す代わりに
夜は覚悟しててねぇ(*`ω´) 」
嘘でしょ・・・・この変な人が副社長!?
それに夜はって事はもしかしてこの二人・・・・
「いやー社長、副社長共幸せでこの会社も安泰だ(*`ω´) 」
「はぁ?意味わかんないし」
ポカンとしていると
「大島さん大丈夫ですよそのために私達優秀な秘書がいるんですから」
いつの間にかさっき部屋へ入れてくれた人が立っていた
「とりあえず付き合ってる事はここの五人だけの秘密だからね」
「前田さん今日は遅くまで残ってくれてありがとう」
「もう急に消えたりしないでください」
「それは麻里子に言って」
「何かあったら才加に聞いてくれたらいいよ(*`ω´) 」
やっぱりまだ何か隠してる?まさかないよね(汗)