新幹線に乗り込むと椅子を回転させ
向かい合わせにしてる秋元さん

嘘でしょ(;´-∀-)


それぞれコーヒーを貰い窓辺に置く


「今からプレゼンして見て(*`ω´) 」

「ここでですか(;´-∀-)」

「幸い朝早くて殆ど人がいないから
大きな声さえ出さなければ大丈夫」


確かに陽菜一人を前にしてするのと
三人を前にするのでは違うかもしれない
それに違う人に聞いてもらった方が他に駄目なところがわかるかもだし


「ちょっと待ってください資料出します」

「ダーメ、何もなしで覚えてる所だけでいいからやって」

「そんなぁ」


プレゼンでは資料を見ながら
スライドを使ってするつもりだったのに・・・・


前には無表情の秋元さんとニヤニヤした篠田さん

横を見ると凄く優し顔で見てくれてる陽菜


「ふぅ・・・・わかりました」


大丈夫、お前なら出来る頑張れ優子


陽菜に何度も話したのを思い出しながら一度目のプレゼンが終わった



「はい、もう一回(*`ω´) 」

「え、もう一度ですか?」

「そう、おそらく抜けてる所あるよね?」

「ある(бвб) 」


あれとあれとあれ言ってないって指摘する陽菜って凄い


「それを入れてもう一度」



そう言う事を繰り返していたら名古屋駅に到着


「少し休憩して今度は資料を見ながらやってみようか」




何回・・・ううん何十回しゃべっただろう


「京都駅を過ぎましたのでそろそろ」

「そうだね、お疲れゆっぴー(*`ω´) 」

「ありがとうございました(;´-∀-)」


陽菜はと言うと気持ちよさそうに寝てる


同じ話を何度も聞くのは苦痛でしかないのに
ずっと付き合ってくれた篠田副社長は
思ってたより良い人なんだと思う



「あれあれ、惚れちゃった感じ?」

「そんな事(;´-∀-)」

「ダメダメ篠田にはこんな可愛い恋人が隣にいるのに
浮気なんてしませんよ〜(笑)」


そう言いながら不意で頬にキスされた秋元さん


「こんな所で何をしてるんですか(怒)」


顔が真っ赤なのは怒ってるからじゃないはず



「居ない所では何してるかわかったもんじゃないけどね」



寝てるのかと思ったら爆弾発言をする陽菜



「ま・り・こ?」

「ダメ、こんないい加減な人の言う事信じたらダメ
篠田を信じて才加(汗)」

「焦るほどに怪しい・・・・・」

「うっ・・・・」

「才加ぁ(汗)」

「殆ど一緒に行動してるのに浮気する暇ないんじゃないの(бвб) 」

「・・・・そうだよ、さすがニャロありがとう(*`ω´)・・・ん?」


自分でフッておいて自分が解決するとかさすが陽菜だね(笑)


「1時からだから荷物を先にホテルに預けてランチしよう」


ちゃんと時間を把握してる所はさすが社長


「どこで食べるのか決まったらLINEして」


タクシーに乗り込もうとしてる陽菜にそう言うと


「一緒に行くよ」

「私新大阪のホテルだから歩いていく」

「秋元荷物お願い」

「かしこまりました」

「送ってくれなくても徒歩五分だから(;´-∀-)」


私の荷物を奪って秋元さんに渡すとタクシーに押し込まれた


「そんなに篠田のことを(*`ω´)」



押された勢いで先に乗り込んでいた篠田さんの膝に頭が着地



「行き過ぎだし(怒)」



あなたが押したんですよ陽菜さん(;´-∀-)


秋元さんが前に乗り込み


「リーガロイヤルホテルまで」

「はい」



そんな良いところに泊るの?
と言うかグランキューブ大阪の隣じゃんか(;´-∀-)


「その方がゆっくり出来るでしょ」



何も言ってないのにどうしてみんな私の思ってることがわかるの?



「ゆっぴーてわかりやすいよね顔に書いてあるからすぐわかる」

「えっ(;´-∀-)」


顔を触ると



「本当に書いてるわけ無いでしょ(笑)」


「副社長(怒)」


「麻里ちゃん(*`ω´)」


「麻里子様・・・・」


「はーい(*`ω´)」


だめだ黙っておこう(;´-∀-)