緊急の時はこの携帯番号にかけてくれる?

そう言って新しい番号を教えて貰った
仕事用じゃなくてプライベート用なのかな?

なんだか少し特別な感じがして嬉しくなる

それから怒涛の日々が始まった

ずっと現場にいて分かった事は
私が思い描いた空間をそのまま図面にしてるはずなのに

ちゃんとは伝わらない事

任せっきりだったら大変なことになってたかも(汗)

そこは篠田さんに感謝しなくちゃ


でももう二軒抱えてる仕事があるから
体がボロボロ

「ふぁぁぁ〜・・・」

「仕事中に大きなあくびとか
たるんでるんだな(бвб)」

「あ、おはようございます(汗)」

「責任者がそんな事だと困るんだが」

「申し訳ありません・・・・」

今日締め切りの企画書を仕上げてたら朝になっちゃってて
実は寝てない

取り掛かってから丁度一週間
終わりが見えてきて一瞬気が抜けたところを見られるなんてついてない(汗)

「この後ランチでもどう?」

「すいません、昼から打ち合わせに行かないといけなくて」

「そっちに構ってこっちがおざなりにならないように頼むよ」

「そんな事になりませんから(怒)」

もう、何なの嫌味ばっかり言ってきて(怒)

言うだけ言うと出て行き店の前に止めてある車に乗り込む篠田さん

今日は自分の車なのかな?
運転席に乗り込んだし少しカッコいい車

そんな事はどうでもいい
一度会社に戻って用意しなきゃ(汗)

「すいませんまた夕方来るので
後お願いします」

職人さん達に挨拶をして店を出て駅へ向かう
はぁ・・・マジ身体ヤバいし心も折れそう(汗)
陽菜さんに時間外お願いしようかな

コンビニでお昼を買い電車に乗る前に電話してみる

「・・・・・はい」

「あ、大島です今電話大丈夫ですか?」

「ちょっと待って・・・・・・はい、いいよ」


ナビの声が聞こえたような気がしたから運転中?
今日は予約はいってなかったのかな・・・


「すいませんまたかけなおしましょうか(汗)」

「いいよ、どうしたの」

「今日なんですけど時間外お願いできますか」

「いいけど、何時になるかな」

「頑張って10時には着きますのでお願いできますか」

「いいよ、遅くなりそうならまた電話ちょうだい」

「ありがとうございます
よろしくお願いします(´-∀-)」

やったー(´-∀-)これで今日の仕事頑張れる♪

早くあの手に癒されたーい!