「ゆう・・・こ?」
「アハッ(-∀-`) みんな久しぶり~」
「久しぶりじゃねえわ、どこで何してたんや」
「まあまあ、そういう話はいいじゃん
ほら早く座りなよ、あ、小嶋さんは私の横ね(-∀-`) 」
あれから何年たってると思ってるの?
あの頃のままみたいに軽く流さないでよ(怒)
もちろん隣になんて座らず
「同期で挟めばいいんじゃない」
そう言って二人を隣に座らせた
笑いながら眉毛を下げてる優子
そんな顔したって昔のように話してあげないんだから
飲み物が運ばれてきてみんなで乾杯すると麻里子が口を開く
「ゆっぴーがここに居るって事は
誰かが連絡を取り合ってたって事だよね」
「ごめん」
二人が頭を下げる
「二人は悪くないよ
私がお願いして誰にも言わないでって言ったから
二人も辛かっただろうに・・・ほんとごめんね」
「おかしいと思ってたんだよね
心友であるはずの二人がゆっぴーの事について
一切何も言わなかったし
にゃろを見る時たまに辛そうにしてたから」
「さすが麻里子様洞察力が素晴らしい」
「で、今どこにいるの(ΘωΘ) 」
「それは言えない」
「と言う事は日本に戻ってくるわけじゃないんだ」
「いつかは帰るよ、日本には友達が沢山いるし
親も兄妹もいるからね
それに・・・死ぬときには看取って欲しい人がいるから」
陽菜の目を見ながら言うから勘違いしそうになる
「ただそれは来年かもしれないし10年先かもしれない」
「どういう事?なにかやってるわけ」
「それも言えない」
「言えないことだらけなんだ・・・
じゃー何故現れたの」
「それは・・・みんなに会いたかったから・・・
日本には帰れないけどここなら会えると思って・・・」
「優子はそれでいいかもしれないけど陽菜の事考えた事ある?
陽菜はまた苦しまなきゃいけないんだよ」
「みーちゃん(汗)」
「でも、陽菜は結婚して子供も出来て幸せだから大丈夫かなって・・・」
「あのね、嫌いになって別れたわけじゃない人の事忘れられると思う?
あ、そっか、優子はとっくに陽菜の事なんてなーんとも思ってないのか」
「そんな事無い!・・・そんな事・・・」
だめ、せっかくの楽しい旅行なのにこんな雰囲気じゃだめ
「陽菜は幸せだよ、優しい旦那様と可愛い子供に恵まれて
好きな事もさせて貰えてるし、こうやって旅行にも来れるんだから」
「その話はもういいじゃんほら、料理冷めちゃうからみんな食べよう(∵)」
「そうだよ、ここの美味しいのに冷めちゃったらもったいないよ」
あっちゃんの一言でみんなそれぞれに食べだした
それからは昔の公演やコンサートの話になり
楽しい時間を過ごせたと思う
お勘定を終え外に出ると佐江ちゃんが近づいて来て
「にゃんにゃんの部屋に優子いれていいかな
嫌だったら佐江か才加が代わるけど」
どうしよう・・・・
もしかしたらこのまま会えなくなるかもだし
だって人間いつ死ぬかわかんないじゃん
「いいよ、二日ともかな?」
「う、うん」
「わかった(бвб)」
「優子!」
佐江ちゃんが優ちゃんを呼び寄せ何か囁くと
「今日から二日間行動を共にさせていただきます大島優子です
よろしくお願いします」
そう言ってみんなの前で頭を下げる
それを見たみーちゃんが
「いいの?」
陽菜に向かって言うからこくんと頷いた
「よーしホテルに戻ったら佐江ちゃん達の部屋に集合して
飲みなおしまーす(ΘωΘ) 」
「え〜マジか(汗)」
「幹事なんだからお酒とおつまみよろしく」
「了解、9時に612号室集合
あ、各部屋のカップ持ってきてね」
「はーい」
その日は日付が変わるまで騒ぎ続けた