スーパーのイートインでアイスを食べ
帰り道のお弁当屋さんでお昼のご飯を注文する

お昼ごはんはお弁当と決まってるみたい
だから陽菜達は夕飯と朝食を作る


「基本みんな同じメニューなんだけど
私達は好きなの頼んでいい事になってるから
にゃんにゃんは何にする?」

「それは敦子が勝手にいってる・・・」

「うっさいなぁー人間好き嫌いがあるんだよ」

「私もみんなと同じでいいです」

「好き嫌いないの?」

「はい」

「偉いねぇーみなみなんてカツ丼ばっか食べてるのに」

「そんな事ないわ(怒)」

「だからこんなに小さいままなんだよ」

「そうなんですか?」

「違う!信じちゃダメ(汗)」


そうだよね、そんなわけ無いか(笑)


合宿所のキッチンの冷蔵庫に買ってきた材料を入れ

「この後何をすればいいんですか?」

「11時半にお弁当を取りに行くまでは自由時間」

「じゃー私はグランドに行ってますね
時間前に戻ってきます」

「サボればいいのに(∵)」


少しでも長く優子先輩の走る姿を見ていたいから
サボるなんて考えたことなかった


「でも、マネージャーなので行ってきます」

グランドに出るとちょうど休憩の時間で
一年生が先輩たちにドリンクを配っていた


「ごめんね、ありがとう(бвб)
後、誰に渡して無いの?」


本当はマネージャーの仕事だけど
1人しか居ないからみんな手伝ってくれる

「優子先輩と秋元キャプテンが外周を走りに行ってて
まだ帰ってきてないの」


優子先輩・・・

「わかった後は私がするからみんなも休憩して」

「お願いするね」


二人のタオルとドリンクをスタンバイして校門を見ていると
二人並んで入ってきた


「はぁはぁはぁ・・・
休憩前に戻ってこようと思ったのにふぅふーくそー」


「っはぁはぁ・・・
優子が坂ダッシュしようなんて言い出すからだろ(怒)」


「あのう・・・お疲れ様でした・・」


やっぱりキャプテンだから先に秋元先輩に渡すと


「うわっずっる」

「え!?」

「私のほうが先に入ってきたのにー(怒)」

「す、すみません(汗)」

「ほとんど同時だっただろ」

「いや、胸の差で私だね(-∀-`)」

「そりゃー優子のほうが胸は大きいけど・・・
て、関係ないだろ」

「お疲れ様でした・・・」

言い合いをしている二人に恐る恐る差し出すと

「アハッ(-∀-`)嘘だからそんな顔しないで」


陽菜どんな顔してるんだろう・・・


「よーし休憩終わり♪」


宮澤先輩が立ち上がり大きな声で叫ぶ


「マジか(汗)」

「ほらみろ、優子のせいだぞ(怒)」

「ごめんて(汗)」

「二人は後五分だけ延長してあげる」

「さすが佐江ちゃん、好きだぞ(-∀-`)」

そういって抱きつきほほにキスしてる


・・・・いいなぁ・・・


優子先輩はスキンシップが激しい
陽菜はもちろんされたことないけど・・・・

すぐ抱きついたり、頭をポンポンしたり
たまにお尻を触ったり・・

でもみんな怒らないし嫌がらないのは人柄なんだと思う

陽菜だってポンポンされたい・・・
でも選手じゃないから記録更新もなければ
激しい練習に最後までついていけたからとかないもん・・・

いつもグランドの端っこで
されている人のことを羨ましそうに見てるだけ

でもね、する方もされている方も
いい顔してるからそれでもいいかなって・・・
優子先輩のあの笑顔が見れるなら良いかなって最近は諦めてる


練習を見守っていると


「にゃんにゃんそろそろ取りに行くよー(∵)」

しまった時間見るの忘れてた(汗)

「すみません、今行きます(汗)」

急いで合宿所へ戻り行く準備をした