「はーるな♪おっはようー(-∀-`) 」


そう言って抱き付いてくる優ちゃん


「大島さん達仲いいね」

「でしょう(-∀-`) 」


陽菜は他の人から変な目で見られないかヒヤヒヤしてるのに
今まで以上に距離が近くなった優ちゃんのスキンシップに
少し困ってる(汗)


「早くご飯食べに行こう」

「うん、え・・・・」


いきなり手をつないできた


「ちょっと(汗)」

「大丈夫大丈夫!これくらい普通だから(-∀-`) 」


普通じゃないからあの時はダメになったのに・・・


「嫌ならやめるけど・・・・」

「ふふふそんなに眉を下げなくてもいいから(笑)」


優ちゃんとだったら大丈夫な気がするのはどうしてだろう



その日の放課後五人で練習することになっていたから
楽器が置いてある部屋へ行くと
才加さんが先に来てドラムを練習していた


「凄い上手になったね」

「だろ、これでもこつこつ毎日一人で練習してるんだぜ」

「そうなの?えらーい(бвб) 」

「アハハハ全然気持ちがこもってないけど嬉しいよ(笑)」

「そんな事無いのにー」

「・・・・・・・」

「ん?どうかした」

「俺と付き合ってくれないか?」

「え・・・・・・」

「有華も多分陽菜ちゃんの事を好きだと思うんだけど
おれだって負けないくらい好きなんだ
だから俺と・・・・」

「はーいストップ―!!
陽菜は私のだからだめ〜(-∀-`) 」


そう言いながら陽菜の腰に抱き付いてくる優ちゃん


「げっ、優子いつからいたんだ(汗)」

「有華にしても才加にしても声がでかいんだよ
ドアに近づいただけで全部聞こえてるから」

「マジか(汗)でも俺は本気なんだ
仲いいのはわかるけど恋愛は別だろ」

「陽菜に気持ちが無いのに恋愛も何も無いでしょ」

「全然ないのか?」

「う、うん・・・ごめんね友達としか見れないかな」

「そうか・・・・まあ、まだ四年あるし
俺の事もっと見てくれよ」

「う・・・ん・・・」

「その間にもっと良い人でてくるかもね(-∀-`) 」

「そいつに負けないくらいいい男になるから」

「凄い自信(笑)」

「まあ取りあえず、有華だけには負けたくないな」

「なんや有華って聞こえてきたんやけど」


有華さんと佐江さんが入って来た


「遅いぞ」

「佐江がゆきりんとイチャイチャしてるさかい遅れてもたんや」

「仕方ないだろいつもは一緒に帰ってるけど
今日は寂しいだろうけど一人で頑張って帰ってねって
門まで送りに行ってたんだから」

「一時間しか出来ないんだから早く練習しよう(-∀-`) 」

「そうやなみんな個人練習してきてるか
俺様がばっちり審査したるわ」

「なんで有華がリーダーみたいになってるんだよ」

「俺が一番上手いからや♪」

「私だって高校でやってたぞ」

「俺は中学からや!」

「チッ・・・」

「ふっ・・・勝ったな」

「勝ち負けなんてどうでもいいだろ
ほら、早く始めようぜ
りんちゃんが佐江からの電話を待ってるんだから」

「・・・・・・・・」

「なんだよその顔、みんなして」

「恋人がおる奴なんて無視して始めようぜ」

「なんでだよー(汗)」


みんな大学からの友達なのに
気が合うのか仲がいい

それなのになんか騙してる気がして後ろめな・・・・