練習が終わりみんな帰って行った部屋で二人


「チュッ・・・・チュッ・・・」


陽菜達はキスしてる


「優ちゃんてキスするの好きなの?」

「え、嫌いな人いるの?
て言うか陽菜ってキス初心者でしょ(笑)」

「むぅ・・・そんな事無いし」

「軽いキスしかしたことないくせに」

「そんな事無いもん」


この時どうしてムキになっちゃったんだろう
本当はキスなんて数回しかしたことなかったのに・・・
だってすぐ別れたから


「じゃー陽菜からしてみてよ」

「わかった」


勢いで行っちゃへ!


「チュゥ〜・・・・・どう?」

「え、これ本気のキス?」

「違う・・・これはなんていうか・・・・
始まるよって言うキス」

「じゃー本気のキスしてみて(笑)」


バカにされてるようで少しムッとしたのがいけなかった
素直に下手だって言えばよかったんだけど・・・

陽菜より小さい優ちゃんを引き寄せ
口の中に舌を入れ舌と舌を絡めて
必死でしているとニヤニヤしてるのがわかって
またいっそ激しくする


ガタッ・・・


物音にビックリしてドアの方を見ると
そこには


「佐江(;´-∀-)」

「あ・・・えーと・・・そ、そう忘れ物して
と、取りに来ただけだから
じゃーバイバイ(汗)」


忘れたであろう物を探しもせず慌てて出て行った


「あちゃー(;´-∀-)」


どうしよう・・・
噂になってみんなにまた変な目で見られたら
陽菜は大学に通えないかもしれない・・・


「なんかね・・・今日はもう帰ろうか」

「うん・・・・」

「大丈夫だよ(-∀-`) 」

「絶対?」

「たぶん・・・・
取りあえずここを出よう・・・・え・・・」


いつものように手を繋ぎに来た瞬間
手を引っ込めてしまった


「ごめん、大学ではもう手は繋がない」

「アハッだよね(;´-∀-)ごめん・・・」


そんな悲しそうな顔しないでよ
だってあの時みたいになるのはもう嫌だから


なのに・・・・・