「陽菜デートしようよ」

「デート?」

「そうデート!私達付き合ってるんだからデートしなくちゃ(-∀-`)」


そう言われたらそうかも


「どこ行きたい?」

「どこでも良いよ(бвб)」

「普段休みの日は何してるの?」

「ん〜家でゴロゴロしたりテレビや雑誌を見て過ごしてる」

「外には出ないの?」

「バーゲンの時は買いに行く」

「あぁ・・・・実家だから3食昼寝付きなんだ(笑)」

「優ちゃんは違うの?」

「私は一人暮らししてる」

「いいなぁー(бвб)」

「1Kだけど結構広いんだ」

「え、遊びに行きたい!」

「うちに?だったらおうちデートだね(笑)」

「ご飯とか作れるの?」

「もちろん(-∀-`)」

「すごーい!」



あんな事言わなければよかったと凄く後悔することになる



「ご馳走様でした!美味しかった(бвб) 」

「簡単なパスタだけどね(笑)」

「でもママが作るのより全然美味しいよ」

「そう言ってくれると嬉し(-∀-`)
陽菜が買ってきてくれたケーキはおやつに食べよう」

「うん、今はお腹いっぱい(бвб) 」


それから二人でDVDを借りに行き

ソファーなんてないからベッドにもたれ掛りながら
並んで見ることに


「・・・・・・(бвб) 」


画面の中では恋人同士がいい雰囲気に・・・・

なんか気まずいなと思いながら見ていると
陽菜の手に優ちゃんの手が触れた


「ん?」

「もうそろそろ私達も先に進んでもいいんじゃないかな」

「え?・・・・・」


そう言うと顔が目の前に来たから目を閉じる


チュッチュッと軽く啄むようなキス


「いいでしょ?」


そう言いながらいつの間にか陽菜の上にいる優ちゃん

恋人同士なんだからいつかはこういう事をすると思ってたけど
今なのかな?


「ねえ、陽菜の事好き?」

「え、好きだよ(-∀-`) 」

「軽い好きじゃなくて!」

「軽いとか重いとかあるの?」

「あるに決まってるでしょ!」

「好きは好きしかないじゃん」

「違うよ(汗)」

「好きだから陽菜を抱きたい!」


そう言われたら嫌とは言えないじゃん・・・・

服の下から入って来る優ちゃんの手
ブラをずらし胸に優しく触れてくる


「んっ・・・・」

「陽菜は初めてでしょ、優しくするから」

「う・・・・ん・・・」


もうなるようになっちゃへ!て思った

優ちゃんだったらいいかなって・・・



なのに急に手を止め


「・・・・ごめん・・・」

「え?」

「泣かないでよ(;´-∀-)」


そう言いながら指で涙をぬぐってくれる優ちゃん

陽菜泣いてたんだ・・・・


「やっぱりこういうのってお互いの気持ちが大事だよね
私焦りすぎてた・・・ホント、ごめん」

「ううん・・・・陽菜の方こそごめんね」

「映画は終わりにしてケーキ食べよ
紅茶がいいんだよね」

「何でもいいよ」

「陽菜の好きなアールグレイティ買ってきてあるから淹れるね」

「ありがとう」


陽菜の事思ってくれてるのにごめんね優ちゃん