三時間目が終わるチャイムが鳴った
グッスリ寝ているのかチャイムの音ぐらいでは微動だにしないNANA
後一時間は同じ空間に居れる幸せ(-∀-`)
コンコンコン
チッ邪魔が入ったか
「はーい、どうぞ」
「失礼します、三年の小嶋陽菜来てますか」
「居るわよ」
ツカツカと奥のベッドの前へ行き
カーテンを勢いよく開けると
「陽菜!いい加減に起きな
次の体育出とかないと後でウダウダ言われるよ」
「う〜ん・・・・体育出ない・・・・」
「ダーメ!体操服もってきてるから早く着替えて」
「え〜やだぁ」
「あとで困るのは陽菜なんだよ」
「もう、お昼まで寝ようと思ってたのに(怒)」
「どうして私が逆切れされなきゃいけないの
もう面倒見てあげないからね!」
「それは困るから着替える(бвб)
先生ここへ着替えに戻ってくるから制服置いておいてもいい?」
「いいわ(笑)よかったらお弁当持ってきてここで食べなさい」
「やったー教室男子食べるの早くてすぐ暴れ出すから嫌だったの」
「え〜ずるい、私も来ていいですか?」
「いいけど多すぎるのはダメよ」
「いつも三人で食べてるのであと一人来ます」
知ってる
「三人分のお茶用意しとくわね」
「わーい(бвб) 」
「やばっチャイム鳴り始めたじゃん早く行こう(汗)」
「じゃー先生また後で」
早くって言いながら陽菜の手を引いて行くのは同じクラスの峯岸みなみ
あとの一人はあの時後ろからじっと見つめていた篠田麻里子
この三人は中学のあの事件からずっと一緒に居る
彼女を守るかのようにずっと一緒に・・・・