やっと私の願いが叶う日がやって来た

暑くもなく寒くもない運動会日和
神様は私に味方してくれている
この分だと熱中症もでないだろうから


幸いけが人も出ずリレーまであと二種目
そろそろ陽菜がここへやってくるはず

リレーの後は恒例のフォークダンスが二曲
その後結果発表と校長先生の長~いお話


時間はたっぷりある

コンコンコン

「はい」

「高橋です小嶋さんが体調が悪いらしくて連れてきました」

「入って」

「失礼します」

「あそこのドアの中に連れて行ってもらえるかしら」

「え・・・・はいわかり居ました」

「へぇ〜初めて見た、こんな部屋があったんだ(бвб) 」

「じゃー俺はこれ・・で・・・うっ」

「高橋君どうかした?」

「はぁはぁはぁ・・・・なんか・・・はぁはぁ」

「たかみな?」

「小嶋・・・・は、陽菜好きだぁ!!!」


いきなり襲い掛かる高橋君


「やめて、どうしたのたかみな!(汗)」


小さくてもさすが運動してる男子
小嶋さんを押し倒し馬乗りになって体操服を破りだした


「やだ!優ちゃん助けて」

「高橋君止めなさい(汗)」


もちろん口だけ、止める気なんてサラサラない


胸を揉みながらキスしようと迫ってる


早く出てこないと奪われちゃうよ・・・
と言うか何故かムカついてきたけど我慢・・・


「いやだ・・・やめて!」


必死で顔をそらして抵抗している陽菜・・・・


おいおい、まさか出てこないつもり?
このままじゃ小嶋さんが「襲われた」になっちゃうぞ
早く止めないと(;´-∀-)


「やめなさ・・・・・」



一歩踏み出したところで顔が変わるのがわかった



「おいチビ、何やってくれてんだよ(怒)」


そう言うと同時に高橋君の身体が吹っ飛ぶ


「てめえみたいな男が触っていいと思ってんのかよ」



そう言いながら倒れた高橋君を足で踏みまくってる
そろそろ助けないとヤバいな


「やめなさい」


陽菜・・・・ではないNANAを押しのけ
高橋君の鼻にエーテルを含ませたハンカチを押し当て意識を無くした


これで良し(-∀-`) 


さあ、いつでもウエルカム!!


「きさまもじっと見てんじゃねえよ!」

「え!?」


背中を足蹴りされ高橋君の上に倒れ込んだ


「何考えてるのか知らないけどこいつに陽菜を襲わせたのはお前だろ」

「いっ、痛い(;´-∀-)」

「先こうのくせに何やってんだよ」


そう言いながら殴る蹴るの暴行をされてる私は
女子高生に襲われてる・・・?