コンコンコン


「どうぞ」

「先生秋元さんの足が(汗)」

「どうしたの?」

「授業でバレーボールをしてたんですが
アタックして降りた所に相手の足があって(汗)」

「ぐねったのね、どう言う風に痛い?」

「力が入らなくて(汗)」

「骨折してるかもしれないわね」

「体育祭(汗)」

「残念だけど・・・」

「今年は優勝できるかもしれないって思ってたけど
才加が出られないんだったら無理じゃん」

「ごめん・・・・」

「秋元さんが悪いわけじゃ無いんだから謝らなくても良いのよ」

「そうですよね、ところでリレーの補欠って誰だっけ」

「たしか・・・・小嶋さんだったと思う」

「え、小嶋さん足速いの?」

「競技に一つしか出てないからもう一つ何か出ないと行けなくて
空いてるのがリレーの補欠メンバーだったんです(汗)」

「陽菜いんじゃんもう駄目だ(涙)」

「峯岸さんが代わりに出たら?」

「私もう二種目出てるんですよ(汗)」

「もしかして小嶋さんがお腹痛くなるかもしれないでしょ?」

「え!?・・・・ですよねぇ!」


秋元さんが怪我をした事によって計画が狂うかと焦ったけど
いい方向へ行ってくれそうだ


「小嶋さん以外にはその話をしないようにしないとね
何処からバレるかわからないから」

「そっか・・・分かりました、でも麻里子には言ってもいいですか?」

「だめよ、一人でも少ない方がいいわ」

「でも陽菜が言っちゃいそう」

「私が話しておくわ」

「お願いします」


そう言い残し二人は教室へ戻って行った


保健委員は高橋君と峯岸さん
峯岸さんがリレーに出るのだとしたら連れて来るのは高橋君


けが人や病人保健委員さん以外
関係の無い学生が校舎に入る事は禁止されている


怪我をしている秋元さんは体育祭に参加できないから
見張り役で篠田さんを校舎には入れないはず

これで二人で保健室へやってくる


少し計画が違うけど良いように変わってくれた(-∀-`) 



軽いけが人は外のテントで治療するし
よっぽどの人じゃない限り保健室には連れてこないように言っておいて

小嶋さんには大袈裟に騒いでもらう・・・・



ふぅ・・・・あと少し・・あと少しで・・・

早く女子高生に・・NANAに襲われたい