「ふわぁぁぁ・・・」

「何々、寝不足?」

「うん・・・ちょっと」

「昨日秋元さんと帰って行ったでしょ」

「え?・・・・」


見られてたの(汗)


「そりゃー眠いはずだよね」

「送って貰っただけだし」

「またまたー
一緒に居た人が言ってたんだけど
秋元さん合コンには必ず参加して
毎回お持ち帰りしてるって言ってたよ」


最低・・・・優ちゃん知ってるのかな


「小嶋さんも例外じゃ無いでしょ」

「私はマンションでさよならしたから・・・」


玄関の前だけど


「まあ、小嶋さん真面目そうだし
遊べなさそうで躊躇したのかもね」

「・・・・・」


襲われそうにはなってたんだけどね


今日帰ったら鍵を返しに行くのを口実にして
会いに行こう

秋元さんの事もそれとなく教えてあげたいし


と思ってたのにそういう日に限って残業を言われ
マンションに着いたのが9時過ぎ


「はぁ・・・・お腹すいた・・・」

「あれ?陽菜」

「え・・・・優ちゃん・・・どうしたの?」

「陽菜こそこんな遅くに・・・・
まさかまた」

「ち、違うし(汗)連チャンで行くわけ無いでしょ」

「だよね・・・・お酒飲んでる風でもないし、残業?」

「うん(бвб)優ちゃんも?」

「私は実家に寄ってたからおそくなっただけ・・・・
夕飯食べたの?」

「ゼリーだけ食べた」

「ちゃんと食べなきゃ駄目だよ」

「部屋に帰ったらカップ麺食べるもん」

「はぁ・・・・・」

「なんでため息つくかな」

「料理も出来ないのに一人暮らししようとしてたの?」

「むぅ・・・・料理出来なくても一人暮らしできるんだから」

「アハッ(-∀-`)陽菜のすねた顔懐かしい」


優ちゃんが笑ってる(бвб)
やだ、涙出そう


「・・・・どうかした?」


こうやって陽菜の変化にすぐ気づいてくれるところも
変わってない
でも今日はもう無理だから


「眠いだけ!またねバイバイ」

「待って!」


行こうとしたら腕を捕まれ


「ラインかメールアドレス教えて」

「え?」


いきなり言われてびっくりした


「あ・・・・ほら、この前みたいに連絡取りたい時取れないから
字だけでも残してたら安心でしょ」

「そうだね・・・・ラインでいい?」

「うん」


また優ちゃんと繋がれたようで嬉しかったけど

一週間経ってもそれが動くことはなかった