(お父さんがうるさいから
たまには顔だしなさい)

「用事もないのに電車賃がもったいないよ」

(それくらい出してあげるし
夕飯はあなたの好きなもの作っておいてあげるから)

「仕方ないなー・・・・
持ち帰れるのも作っておいてね(бвб)」

(わかってるわよ、この前のタッパ持って帰ってきなさいよ)

「はーい」


という話になって金曜日の夜は実家へ帰る事に



「なんだ、もう帰って来たのか」

「むぅ・・・もう帰ってきませんよーだ」

「あなた、そんな事言ってたらこの子本当に帰ってきませんよ(怒)」

「・・・・・・ビール!」

「陽菜、冷蔵庫から出してあげて」

「えぇ〜」

「タダで食べて帰れるんだからそれくらいしなさい」

「ハーイ・・・・・」


「はいどうぞ(бвб)」

「お前も飲むか?」

「帰らなきゃいけないんだから飲みません!」

「そうか・・・・・」


寂しそうな顔をするからつい


「こんど優ちゃん連れて帰ってくるからその時は飲む」


どうしてあんな事言っちゃったんだろう・・・
来てくれるわけないよね?


「優子ちゃんは飲むのか?」

「二人とも成人過ぎてるんだから飲むでしょ」

「この前一緒に飲んだから」

「そうかそうか、うんうん・・・」


凄く嬉しそうだからうやむやに出来そうにないかも

優ちゃん来てくれるかな・・・


「仕事はどうなんだ」

「ふつう(бвб)」

「・・・・・・・・あぁ・・・・お前は今いくつだ」

「はぁ?娘の年齢もわかんないほどボケたの?」

「パパはね彼氏はいないのかって聞きたいのよ(笑)」

「今はいない」

「一人暮らしだからって連れ込んだりしたら駄目よ(笑)」

「そんな事させるために出したんじゃない(怒)」

「今は丁度いい予行演習ね(笑)」

「親に紹介できないやつなんて駄目だ!」

「だからいないって言ってるでしょ
はぁ・・・もう帰る」

「早いわねケーキもあるのよ」

「買ってきてくれたの?」

「パパがね(笑)」

「・・・・・・明日会社あるし
持ってかえって食べる」

「紅茶入れるから食べていきなさいよ」

「今はお腹いっぱいだから明日食べる」

「わかったわ私達はいらないから全部持って帰りなさい」


「え、4つもあるよ」

「優子ちゃんと食べれば?」

「あ・・・・・うんそうする」



そしてまた尋ねる理由ができた