「優子遅れるわよ早く起きなさい!」

ん?遅れる?何に?

て言うか誰が起こしてくれてるの?

ゆっくり目を開けると見慣れない天井があって
辺りを見回すと・・・いつもの穴じゃない!?

「ここどこ(汗)」

ヨイショッて起きて四つん這いになるけどなんかしっこりこなくて
後ろ足で立つとしっくりきたからしっぽでバランスを・・・・

しっぽの感覚が無くて手を後ろへ回すと・・・ない!?

自慢のしっぽが無い(汗)
にゃんにゃんが大好きな私のしっぽぉー!!!

どうしようにゃんにゃんに嫌われちゃうよ(涙)

バン!て音がすると

「早く起きて・・・あら起きてるじゃないの
ほら、顔洗って用意しなさいごはん出来てるから」

「だっ、誰(汗)」

「朝から冗談はいいから早くしなさい」

そう言うと入ってきたところから出て行った

あれって人間だよね

前に遠くからだけど見たことあるもん・・・

と言うことは、私人間になれたんだ(-∀-`)
星の神様は本当にいたんだ♪

やったー(-∀-`) (´-∀-)

あっ!にゃんにゃんはどこだろう?

ふと部屋の端を見ると囲われた中に一羽のうさぎが・・・
それも、なんでか薄汚れてる・・・

「にゃん・・・にゃん・・・・・・」

なんで、にゃんにゃんだけうさぎのままなの(泣)
うさぎと人間じゃ結婚できないじゃんかよー
神様のバカやろー(泣)

「にゃんにゃん・・・にゃんにゃん・・・うわぁぁーーん!!
ああぁぁーあぁぁやだよーやだやだ(泣)」

「ちょっとどうしたの、何泣いてるの(汗)」

「にゃんにゃんがにゃんにゃんがー(泣)」

うさぎを指さしながら叫ぶと

「あら、名前変えたの?」

「ふえっ?」

「うさぎなのににゃんにゃんは変でしょ
まあ、前の名前もヒップなんて変な名前だったけど」

「ヒップ?」

「そうよ、昨日までヒップって呼んでたじゃない(笑)」

「じゃーにゃんにゃんは?」

「うさぎもう一羽飼ってたの?」

「わかんないけど、色が白くてお目めパッチリで
耳が大きくて体も大きくていい匂いするの」

「それって陽菜ちゃん?」

「そう、陽菜!私の陽菜!」

「あなたのなのかは知らないけど
陽菜ちゃんなら隣に住んでるじゃない
今日も迎えに行くんでしょ?」

「・・・・人間なの?」

「当たり前でしょ、ベットから落ちて頭でも打った?」

「やったー(-∀-`) 陽菜と結婚する♪」

「はいはい、毎日同じことしか言わないものね(笑)」

「隣言ってくる(-∀-`) 」

「こら!着替えてから行きなさい(汗)」

「どれに?」

「いい加減にしないと殴るわよ(怒)」

「うぐっ(汗)」

とりあえず壁にかかってあった服を着て外へと飛び出した