麻里子

普通?の生活に戻ってのクリスマスパーティー前日

飾り付けは明日の朝食が終わってから
1・2年生がするから篠田たちはすることがない

コンコン!

「はーい」

「才加だけど」

「どうぞ」

明日の打ち合わせにやってきた才加
寮長・副寮長は進行をしないといけないからね

「麻里子の衣装出来上がるのがぎりぎりらしくて
明日の昼過ぎに届くらしいよ」

「衣装?去年のがあるのにまた作ったの?」

「去年の才加のやつだと大きすぎるだろ
麻里子が着ていたサンタの服は何とか着れたから
才加はそれでいいけどね」

「・・・・・・・・(*`ω´)」

そういえばトナカイがどうとかいってたっけ・・・・(汗)

「しっ篠田あした急用ができて夕方位にならないと
帰ってこれないんだけどなんとか最後の方には
間に合うように帰ってくるから」

「嘘は通用しないぞ!
責任感が強くて行事の大好きな麻里子が
用事入れるわけないだろ」

「あはっははさすが才加
ちょっとしたジョークだよ(笑)」

ここは覚悟を決めるしかないか(汗)
どうせ着ぐるみだろうから顔だけ出してればいいんだから・・・

当日、開始まであと30分ほどに迫ったころ

トナカイ間に合わなかったみたいだな・・・

それはそれでうれしいかも(*`ω´)

コンコン!

ちっ間に合ったのか(汗)

「どうぞ」

サンタの服を早々と着た才加が紙袋を持って入ってきた

「似合うね才加(笑)」

「ありがとう、今こじぱが持ってきてくれた
急いで着替えて時間ないよ」

「わかったよ、ちょっと待ってて」

紙袋を受け取り中身を取り出すと

「・・・・・」

「・・・・・」

「これ、篠田が着るの?」

「そう・・・みたいだな(汗)」

「今年はトナカイいなくてもいいんじゃないかな」

「だめだよ、サンタとトナカイはワンセット!」

変なところで頑固な才加・・・

それを見越してのこれですか陽菜さん(泣)