「大島さん先生の話をちゃんと聞きなさい(怒)」
「・・・・・・」
「1年生の内からこんなに学校を休んでたら
卒業どころか進級も出来ないわよ」
「・・・・・・」
もう、なんでこんな面倒な子が陽菜のクラスなの(怒)
朝やっと登校してきたと思ったら昼にはいなくなってる事もしばしば
「そうだ、何かクラブに入ってみたら?
中学生の時はバスケ部に入ってたんでしょ」
クラブに入ったら毎日学校に来るだろうし
放課後までいるじゃん
て言う安易な考えで提案しただけだったのに
「入部したら先生、キスしてくれる?」
これが大島さんの声を聞いた初めての言葉だったような気がする