三人とも絶対に着ないであろうワンピースを選んであげて
引きつった笑顔で会計に行く後ろ姿を眺めながら小さくガッツポーズ
優「陽菜は買わなくてよかったの?」
陽「私は優子に付いてきてあげただけだからいらないの」
優「私の為にごめんね(;´-∀-)」
陽「洋服選びは好きだから全然苦じゃない、また選んであげるね」
優「陽菜のセンスは信じてるからよろしくお願いします(笑)」
これで次のデート?をゲット(бвб)
外で待っていると順番に出てくる三人
優「全員揃ったね、何食べたい?」
吉「なんでもいい」
菜「優子の食べたいものでいいよ」
木「私なんでも食べるから」
陽「ホテルのビュッフェがいい」
菜「あんたね(汗)」
優「そうだね、それだと色々食べれるし
やっぱりおいしいもの食べたいもんね、
よし、陽菜のおすすめのビュッフェに行こう」
吉「くっ・・・」
よし!とまたガッツポーズ
陽「ちょっと待ってね調べてみる・・・・
ん・・・・ここなんてどうかな」
優ちゃんの隣に並びスマホを見せながら出来るだけ顔を近づける
優「わぁ、ちょうど世界のチーズフェアーしてるじゃん
みんなここでいいかな?」
吉「どこどこ?」
そう言いながら二人の間に割って入ってくる由里子
菜「私にも見せて」
もう見ていない優ちゃんを後ろから抱きしめながら覗いてくる菜々?
菜「痛っ!」
木「あら、ごめんなさい
そんなところに足があるなんて思ってもいなかったから」
優「菜々緒は足が長いからかな
みんなによく踏まれてるよね」
菜「酷いでしょ〜」
吉「邪魔なところに足があるからじゃん」
木「そうそう、背が無駄に高いんだから一番後ろ歩いてよね」
優「・・・・・・・(;´-∀-)」
陽「身長なんて関係ないよ
容姿端麗、頭脳明晰な今の優子が好きだからね!」
菜「私だって好き!」
吉「私も好き!」
木「私はもっと好き!」
優「アハッ私もみんなが大好き(-∀-`) 」
みんなそんな軽い好きじゃないんだけどね・・・
そしてまた激しい席争いが開催される
「大島様五名様ですね、どうぞ」
先頭で入っていく優ちゃんの後に続いて・・・
陽「ちょっと、ここ選んだのは陽菜なんだからね」
吉「そんなの関係ない」
菜「早い者勝ちでしょ」
もちろん優ちゃんに聞こえないような小さな声で競り合っていたら
優「みんなどうかした?」
優ちゃんの声に席のほうを見ると
やられた・・・・
ちゃっかり横には文乃がいて隣の席を取っていた
こうなったら前の席に・・・
走るわけにはいかないから早足になるも
身長が高くて足の長い菜々緒が前の席をゲット
早足では由里子に勝てるはずがなく
そして・・・・
陽「四人席じゃん・・・・・」
陽菜はどこに座ればいいの!
「申し訳ございませんおひとりの方は
こちらでもよろしいでしょうか?」
そう言っていすを置かれたのは
優ちゃんの横顔が見えるお誕生日席
残り物には福があるってこういう事だよね
今日はなんかすごくツイてる気がする(бвб)