陽「前髪は少なめの少し眺めでお願いします」

店「横はどうされますか?」

吉「全体的に二pほど切りそろえていただければいいです」

陽「ちょっと、口ださないでもらえるかな(怒)」

吉「陽菜が早く言わないからでしょ」

陽「はぁ?言ってるし(怒)」

木「あなたたちいい加減にしなさい」

菜「お姉さん風吹かせちゃって・・・」

吉「おばさんは黙ってて」

木「だ・か・ら一つしか違わないって言ってるでしょ(怒)」

店「あのう・・・・・(汗)」

優「みんな後は良いから外に出てどこかで待ってて(;´-∀-)」

陽「陽菜はここに居てもいいよね?」

優「他のお客様の迷惑になるから全員出て行って!」

陽「むぅ・・・・・」


美容院が見えるカフェに落ち着き


陽「貴方たちのせいで怒られたじゃん(怒)」

吉「陽菜が独占しようとするからでしょ」

陽「幼馴染なんだから当たり前だし」

菜「た・だ・の、幼馴染なだけでしょ」

木「とりあえず今は全員同じスタートラインなんだから抜け駆けは厳禁」

陽「はぁ?同じじゃないし一歩でもなくて百歩でもなくて
一億兆歩以上リードしてるし(怒)」

菜「それ通り過ぎてどっか行ってんじゃん(笑)」

吉「これでライバル一人消えた」

陽「優子は陽菜の事が一番好きなの!」

木「みんな大好き!て言ってましたぁ〜」

陽「スキって言ってくれたもん」

木「いつ?」

陽「・・・・・幼稚園の時・・・」

菜「アハハハ話になんないわ」

吉「それこのお菓子が好き!と同じ好きだね」

陽「違うもん」


あの頃はにゃんにゃんすきーていつも抱き着いてきてたのに
日本に戻ってきてからは陽菜ちゃん呼びになってて
海外帰りのはずなのにハグもされなくなってたっけ

やっと陽菜ちゃん呼びから陽菜になったのに
こんな雌猫たちに負けるわけにはいかない


菜「さっきから何見てるの」

陽「何も見てないし・・・」

吉「あ!いつの間にカメラ仕込んだの」

木「隠しカメラは私物じゃないんだからみんなと共有して(怒)」


仕方なく携帯をだし四人で優ちゃんがカットされてる姿を眺めてる


吉「ヤバッ、前髪切るとき目をギュッとつむるとか萌えでしかないわ」

木「顔に髪の毛が付いてるのか、一生懸命顔を動かして払おうとしてる(笑)」

菜「あ、髪を切られる時少し悲しい顔した」

陽「いちいち口に出さなくていいから心の中で思ってて!(怒)」


陽菜が言おうとしてること全部先に言っちゃうからむかつく(怒)


吉「終わった、カメラどうやって回収するの」

陽「後から忘れ物したとか言って取りに行く」

菜「直ぐ言ったほうがいいよ見つかったらやばいし」


その間に先に行こうとしてるくせに


優「お待たせ(-∀-`) どうかな」

吉「良いじゃん綺麗可愛い」

菜「似合ってる」

木「次は洋服選びだね」

優「それなんだけどさ、
ぞろぞろ行くとまたさっきみたいになったら迷惑だから
一人で行こうと思う」

陽「でも服選び苦手でしょ(汗)」

優「そうなんだけどさ・・・・
じゃー初めにお願いした陽菜だけついてきてくれる?」


勝った(бвб)