次の日のホームルーム
どうせ関係ないしなんか惨めなだけだから保健室に行こうと思って
「先生」
「何だ、おぉ〜そう言えば小嶋は
峯岸と大島の三人部屋で良いのか」
「・・・はい?」
「だから、四人部屋じゃなくて三人部屋で良いのかって聞いてるんだ」
「え!?あのう私、修学旅行には行きませんけど」
「そんなはずはないだろ
今朝、家族の人から連絡があって
行くことになったと校長先生から聞いたぞ」
家族から連絡?まさかあっちゃん?
でも朝電話してる素振りもなかったし
だいいち積立してないのにいけるわけ無いじゃん
「よし、では今から部屋ごとに集まって何処を回るか相談しろ」
「でも先生「小嶋さん一緒に行動しようね(-∀-`)」
まさか・・・・キッと睨んでるのにヘラヘラしてる大島さん
やっぱり、この人の仕業なんだ
「はるなー行けるようになったんなら教えといてよ
ビックリするじゃん」
陽菜もびっくりしたし
見返りは何なんだろう・・・もしかしてまた・・・
今度は金額からして体とか・・・
「・・・・とかいいよね、あ、人力車も乗ってみたい
陽菜は何処行きたい?」
「え・・・・・何処って・・・・どこいくの?」
「うそ、何処へ行くか知らないの」
「だって、行くつもり無かったんだもん」
ていうか行けないはずだったんだから気にもしてなかった
「初日は京都で班ごとに回って
次の日は大阪のUSJに全員で行って一泊
次の日は神戸に一泊なんだけど各自ホテル集合だから昼まで大阪にいて
神戸に移動しようと思ってる、わかった?」
「う・・・ん・・・・」
でもその間バイトどうしよう
3泊して夕方には戻ってこれるんだったら
夜のバイトには行けるよね?
4日も休んだら次の月生活できないもん(汗)
「京都は人力車で観光地を回れるからそれに乗ろうよ(-∀-`)」
「ちょっと待って、それってお金いるんでしょ(汗)」
無駄なお金なんて出せるわけ無いじゃん
「私が言い出しっぺだから二人の分も出してあげる」
「うそ、優子太っ腹(ΘωΘ)」
「ダメだよ、歩いてまわろうよ」
「え〜せっかく出してくれるって言ってるんだからさ
お言葉に甘えようよ」
「そうそう(-∀-`)」
もう、みーちゃんを丸め込んでるし(怒)
でも陽菜だけに出してくれるわけじゃないから
見返りは良いってこと?
だったら楽だしいっか・・・・
「わかった(бвб)」
「よしひとつ決まり(-∀-`)」
凄く楽しそうな大島さん
こんな笑顔見たこと無いかも(бвб)