あからさまに避けてたらみーちゃんに怪しまれた

本人は喧嘩したぐらいしか思ってないみたいで安心だけど・・・

30分待ち・・・携帯を触りながら時間を潰す

「みーちゃんに言わなかったんだ」

「言えるわけ無いじゃん」

「そうだよね・・・ごめん」

優位に立つって気持ちいい?

全然気持ちよくないし・・・

「去年・・・」

「え?」

「・・・なんでもない」

ずっと女性だと思ってたから・・・・スカート履いて
名前まで女性なんだから当たり前だけど

一瞬でも付き合っていて

キスまでしたのはそういう気持ちがあったからなんだろうか・・・
それとも誰でもよかったの?学校でキス出来て
胸まで触らせてくれる女が欲しかったから?

無性に腹が立ってきて聞かずにいられない

「優子って私の事好きなの?」

「ちょっとこんな所で(汗)」

「別に知らない人ばっかりだしいいじゃん」

周りには同級生は見当たらないからだ丈夫

「好きか嫌いかっていうと好きかな、あ、みーちゃんも好きだよ(´-∀-)」

「誤魔化さないで(怒)キスま、んん・・・」

「声大きいから(汗)」

口を塞がれ言葉が途絶える

「明日ちゃんと言うからそれまで待って」

明日?・・・・そうだった明日二人部屋じゃん(汗)
どうすんの、男と二人部屋だよ(汗)

「せ、先生に言って部屋替えてもらうから(汗)」

「なんて説明するの、
大島さんが男だったから部屋替えて下さいって言うの?」

「そう言えば・・・先生も知らないの?
誰も知らないって事?」

「校長しか知らない」

「・・・・・もしバレタラ?」

「騒ぎになるねアハッ(-∀-`) 」

「笑い事じゃないし(怒)」

「言いたかったら言ってもいいよ
でも修学旅行が終わってからにしてもらえるかな
騒ぎを大きくしてみんなに迷惑かけたくないし」

それもそうだよね・・・・

「わかった・・」

「もう一つ聞いてもいい?」

「なに」

「お姉さんは知ってるの?」

「アハハ当たり前でしょお姉ちゃんだよ」

そりゃそうか・・・・・

「ねえ、まさかお姉さんも男じゃないでしょうね(汗)」

そうだったらあっちゃんが危ない(汗)

「大丈夫、麻里ちゃんは正真正銘の女性で
本当に結婚してるから」

「よかった(бвб)」

じゃー何で大島さんは女性として高校に通ってるんだろ

あ、もしかして女性になりたいとか?

最近よく耳にする性同一障害て言うやつ?

だったら男性が好きなんだから安心かも

女性を相手にしてるのも
男になろうと頑張ってるから?

なーんだそうか、それならそうとちゃんと言ってくれればいいのに

「頑張ろうね(бвб) 」

「へぇ!?」

大島さん小さくて可愛いから
女の子みたいだもん

「大丈夫、可愛いよ(бвб)」

「あ、ありがとう・・・?」

陽菜が女性として認めてあげたら
女性と寝ることもなくなるだろうし
女性として卒業できるから
一件落着?



「すごかったけど楽しかったね(бвб)」

「陽菜凄いね、怖くないの?」

「こういうの好き(бвб)」



それからみーちゃんと合流

「遅すぎてアイスとワッフルとコーヒーも飲んじゃったよ」

吐きそうって言ってたの誰・・・・・

「次は4Dのアトラクションへ行こうよ(-∀-`)」

「あ、陽菜それ見たかったやつだ
優子も見たかったんだね(бвб)」

「ゆ、優子・・・・(汗)」

「ダメなの?」

「だ、ダメじゃないけど(汗)」

「みーちゃんも呼んでるんだからこれからそう呼ぶ」

「なんなのあんた達
さっきまで喧嘩してたんじゃなかったの?」

「喧嘩なんてしてないし、変なみーちゃん
変な人は置いていきまーす、行こう優子」

「うん(-∀-`)」

「ちょっと待ってよ〜(汗)」

優子の手を引いてあるき出す

「・・・・・・えーと、陽菜(汗)」

「ん?」

「方向逆だけど(汗)」

「・・・・・もっと早く言ってよ(怒)」

振り返るとみーちゃんがドヤ顔で待っていた