倉庫の中は暗くて窓から月明かりがさしてる所だけ何とか見えてる

優子はどこへ行ったんだろう・・・
大きな倉庫だから奥の方へ入って行ったのかも


「けむ・・・・」


小さい声で呼んでみるけどもちろん返事はないし物音もしない


灯り付けても大丈夫かな・・・・

携帯のライトを点けてあたりを見渡す


「やっぱ誰もいないじゃん」


入口の横にスイッチみたいなのを見つけたから
背を向けてきた道を戻ろうとした時


「ガタン」


何かの音がして走ってくる足音が聞こえた


「うそ・・・・・」


外に逃げようと走ろうとした時


「にゃぁぁぁ!!」

「うわぁっ(汗)」

「はるなぁぁぁぁ」

「はるな?」


叫びながら走ってくる優子の声



「この野郎(怒)」

「待て、落ち着け(汗)」


揉み合う二人


「にゃぁ」

「う、うん」


いそいでスイッチに駆け寄り電気をつける


「えっ(;´-∀-)」

「バカ痛いだろ(怒)」

「犯人?」

「そんなわけないでしょ」

「だよねだったら早く言ってよ」

「待てって言ってるのに殴ってくるから言う暇なかったの(怒)」

「私だってわかったって事?」

「あの声で陽菜!て叫んで殴りかかって来るの優子しかいないでしょ」

「アハッ(-∀-`) 」

「褒めてないから(怒)」

「菜々緒ちゃんどうしてここに?」

「そっくりそのままお返しするけど猫まで連れて来る普通」

「けむちゃんは名探偵なんだよねぇ(бвб) 」

「にゃぁお」

「文乃ちゃんにバレタラ怒られるよ」

「誤魔化す(-∀-`) 」

「誰が誤魔化すって」

「ゲッ(;´-∀-)どうして」


「外の車の鍵は開いたままだし」


忘れてた(бвб) 


「真っ暗だった倉庫はいきなり電気がつくしで
犯人が戻って来たのかと思ったじゃない」


「そうだったら話は早かったんだけど残念でした(-∀-`) 」

「残念でしたじゃないでしょ(怒)
それに一般人を現場に入れるってどういう事
また始末書書きたいわけ?」

「陽菜は一般人じゃなくて私の大切な妹(-∀-`) 」

「いやいやいやそれを一般人と言うの」

「そうなの?」

「優子のシスコンは置いておくとして三人共もう一度現場を検証するために
来たと言う事でいいですか(бвб)」

「そ、そうだよ解決の糸口が掴めないんだから
三人より四人と一匹でもう一度確かめた方が進展するかもよ(-∀-`) 」

「はぁ・・・・まあ勤務時間外だし、今回だけだよ」



もう何回も協力してるんだけどね(бвб)