俺とお前と時々親友♂ V-42

優子

「・・・こ・・・優子・・・」

陽菜の声?ゆっくり目を開けると目の前には陽菜の顔があった

「優子ぉー(汗) 」

あれ?なんで泣いてるの?

「ゆっぴー!優子!優子ちゃん!」

みんな・・・・ん?天井?私・・・外にいたはず・・・

確か競技の最中で・・・そういえばゴールした?

まさか走ってる夢を見てたのかなあ?

「えーと・・・ここ何処?」

するとお母さんが

「あなたゴールするなり倒れて・・・
意識が戻らなくて怪我もしてるし・・・病院に運ばれたのよ
心配したんだからね 」

「お母さんごめんなさい(汗) 皆さんもすいませんでした」

「いいのよ、こうして意識が戻ったんだから嬉しわ」

「お義母さん・・・」

ずっと手を握り締めてくれてる陽菜、何も言ってくれない・・・・

「私何位だったんですか?途中から意識無かったし
全員んに抜かれちゃったのかな・・・ 」

「抜かれてねえよ(怒) 」

「えっ!?」

「頑張りすぎるなって言っただろ(怒) 」

「あう・・・ごめんなさい・・・ 」

「いいじゃないかそのおかげで金メダル取れたんだから(*`ω´) 」

「俺は金より優子の方が大事なの(怒) 」

「あらあら親の前でのろけが始まるのかしら(笑) 」

「煩いし(怒) 」

「ねえねえ、金て・・・誰が?」

「はぁ!優子に決まってるだろ」

「でも私意識なかったし・・・倒れたんでしょ?」

「ラスト一周は断トツだったんだよ15mくらい差があって
最後に倒れたのもゴールライン超えてからだった」

「ゆっぴーよくゴールまで持ったよね、最後測ったかのように
ラインの所で倒れたからね」

「ゴールは見えてなかったんだけど・・・
陽菜が両手を広げて待っててくれて・・・
なのに飛び込んだらいなくて・・・気が付いたらここだった」

「ほうほう・・・ニャロがゴールに立ってたと言うんだね
どこまでバカ夫婦なんだか(笑)」

「バカってなんだよ (怒)じゃー俺が取らせてやったみたいなもんだな 」

「何言ってるの優子ちゃんの実力よ」

「ううん、陽菜のおかげだよ、陽菜ありがとう♪ 」

「いいって事よ(бвб) 」

「うわーこいつ照れてやがる(笑)」

「うるせえぞ兄貴(怒) 」

急に騒がしくなった病室(笑)


私が金メダル?信じられない・・・これって夢じゃないよね?

救世主 1

あくまと花嫁♂の第二弾です




「優ちゃん、アッちゃんが帰ってきてるって」

「たかみなも一緒?」

「そうみたいだよ」

ハルナと優ちゃんの子供が救世主だと
天界とま界の両方に広まったおかげで

妊婦がさらわれることが無くなった

ユウナが成人するまではあっちに子供は出来ないけど
これからは仲良くしていこうと言う事になったとメーたんが言ってた

元々大ま王と大天使が子供の時からの大親友で
子だくさんのメーたんの子供の何人かは大天使の子供になってるらしい
それも、さらわれたんじゃなくて自ら出向いて・・・・

恐るべし腹黒大ま王・・・・

「会いに行きたい」

「飛んで行けば(бвб) 」

「うう・・・・はるなのいじわる」

優ちゃんの羽根はまだまだお子様サイズ
翼になるには後20年はかかるあくまによっては育ち方が違うから
一概には言えないけどね

あ、一応言っとくけどこっちの世界の一年は
人間界の一か月とおんなじくらいかなー・・・?

ユウナを抱く優ちゃんを抱えて飛び立ちアッちゃんの家へ

「お帰り(бвб) 」

「ただいま、やっと安定期に入ってあくまになったよう」

「優ちゃん久しぶり、その子が救世主なん?」

「そうなんだって、どう見ても普通なんだけどね
それよりたかみな女性ぽくなったね」

「ずっと女性や!」

「アハッ(-∀-`) だから妊娠したんだった」

「ここって暮らしやすい?」

「うん、欲しいものがあったらはるなが人間界から持ってきてくれるし
みんな優しいし住みやすいよ」

「そっか、優ちゃんもいるし安心して子供産めるわ」

「ねえねえたかみなは羽根生やせた?」

「羽根?何の?」

「私達あくまになったから翼が出せるみたいなんだけど
まだ初心者だから小さいのしか出てこないの
早く出しとかないと育たないよ(汗)」

「え、そうなん?あつこ何にも教えてくれんから(汗)
どうやったら出てくるん?」

「そこの二人なにコソコソしてるぅ(怒)」

「たかみなにも羽根の出し方教えてあげてるの」

「あ、教えるの忘れてた」

お母さんに教わった通り教えてあげると

ポン!!

「ギャハハハ可愛いー(笑)」

「優ちゃんのより小さい(бвб) 」

「体が小さいからかな?(汗)」

「そうかも(´-∀-)」

「そろそろ帰ろう、また来るね」

「おう、私も遊びに行くね」


それから少しして


「たかみなもうすぐだね」

「うん・・・・ねえ、優ちゃん太った?」

「ウエッ(汗)はるなもそう思う?」

「なんかウエスト無くなってない?」

「そうなんだよね、陽菜スタイル良いままなのに
何で私だけ太るんだろ・・・・体質かな?」

「ん〜運動不足?、ハルナばっか動いてるからかな?
今度優ちゃんが動いてみなよ」

「な、なにを動くのかわかんないし(汗)」

「そんなのきま・・・ん?あっちゃんからテレパシーが・・
たかみな産まれそうなんだって行こう
ママ病院行ってくるからユウナ見ててねー」

優子を抱いてひとっとび

みんなで病室に入って産むのを見てたら

「な、なんでみんな見てるんや(汗)イタタタタ」

「優子のも見たし慣れてるから大丈夫(бвб) 」

「そう言う事じゃ!イタタタタ・・・」

「たかみな、頑張れ(汗)」

「気合入れろよぅ!」

あっちゃんが一番厳しい・・・(笑)


「オギャー!!」

「うそ・・・(бвб) 」

「・・・・・・(´-∀-)」

「なんだこれー(怒)」

たかみなが産んだ女の赤ちゃんも白く光っていた
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