俺とお前と時々親友♂ V-43

野呂

優子凄いよ 私が思い描いていた以上の結果を残してびっくり

いや、世界中が驚いてると思う

まさか世界新記録で金メダルを取るなんて・・・

でもその代償は大きかったね・・・

おそらく限界を超えて走ってたんだと思う
いわゆるランナーズハイというやつ
ほんとよくあの足でゴールしたよね

「イタッ(汗) 」

動こうとした優子の声

「足が・・・(汗) ・・・野呂姉?」

「えーと・・・筋断裂と疲労骨折らしいんだ」

「えっ!じゃー5千mは?」

「さっき棄権してきた・・・」

「そんなぁー(涙) 」

「優子はよくやったよ!トラック競技の女子では
二人目のメダルだしそれも初の金メダルなんだから
こんな偉業はだれも出来ないよ」

「うん・・・・(涙) 」

「取りあえず今はゆっくり休んで後の事は
日本に帰ってから考えよう」

「うん・・・」

「いや、それがだねゆっくりもしてられないというか・・・
取材がどんどん入ってきていて今日はこんな状態だから
無しにしてもらったが明日からはすべてのテレビ局に
顔を出さないといけないんだよ」

「むう・・・優子は見世物じゃないのに(怒) 」

「仕方ないよニャロ、世界一なんだから(*`ω´) 」

「車いすで出ろよ!俺もついて出るからな!」

「いいねえ!夫婦二人三脚で取った金メダル!
なーんて小嶋家もまた有名になっちゃうね(*`ω´) 」

「そうだな、仕事も忙しくなりそうだ 」

「ニャロとゆっぴー何気に貢献してるじゃん(笑)」

「当たり前だし(бвб) 」

ドヤ顔の陽菜君としょんぼりしてる優子・・・

取りあえず今日はゆっくり休んでね優子

お疲れ様!そしておめでとう♪

救世主 2

たかみなの赤ちゃんはユウナとおんなじ救世主だった

「という事はたかみなのお母さんも元天使?」

「凄い奇跡だねー(-∀-`)  」

『おめでとうございます』

「ん?お父さんはこっちだよ(бвб) 」

「あら、気づいてなかったんですか
ユウコさん妊娠されてますよ」

「・・・・・ええぇぇぇ!!」

「ちょっと待って、産んでから30年は妊娠できないはずじゃ」

「そうなんですけど、ハーフなので例外かと思われます」

「今何か月ですか?」

「ヶ月?ああ・・・人間界の言葉ですね
そうですね、もう安定期に入ってますよ」

「うそ・・・ガンガンやってたのに
よく流産しなかったよね」

「全然気づかなかった・・・ごめんね赤ちゃん(汗)」

お腹を撫でながら謝る優子

やばいハルナホントに大ま王になっちゃう系?

そうだ、みなみにもたくさん産んでもらって
あっちゃんと二人でま界牛耳っちゃおうかなー♪

二人だったら何とかなりそう!


「ただいまー」

「アツコちゃんとこも救世主だったのね」

「情報早ーい」

「すぐ回って来たわよ」

「あ、優ちゃん妊娠してた(бвб)」

「あら、良かったわね」

「あれ?早いのに驚かないの」

「お母さんこれでも勉強できた方で
あなたより物知りよ(笑)」

「さすが」

「そうそう、大ま王様があなたを呼んでらっしゃるみたいなんだけど
テレパシー行ってない?」

「あぁー・・・・家族と仲のいい友達以外はミュートにしてる」

「ほんとにもう・・・早く行ってらっしゃい」

「えー明日でいいじゃん」

「何言ってるの、ほら早く!」

「むぅ・・・優ちゃんちょっと待っててね
すぐ帰ってくるからね」

「ユウナとお昼寝して待ってる」

「ハルナもお昼寝したかった・・・(怒)」

「お母さんも出かけるからユウコちゃん留守お願いね」

「はい、行ってらっしゃい(´-∀-)」

仕方なく王宮へ向かったのが間違いだった
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