陽菜
優ちゃんもやっと三年生
「ウソでしょ・・・(汗)」
初年度の職員会議で各学年の担任が発表された
「どうかしましたか秋元先生?」
「いえ何もないです(汗)」
つい口をついて出てしまった・・・
優ちゃんどういう反応するかな、
何事もなく一年を過ごして欲しかったのに・・・
「にゃんにゃん俺の担任誰だった?」
「言えないの知ってるでしょ」
「ヒントぐらいいいじゃんか」
「・・・・・男性」
「男の方が多いからしかたねえか
ま、当日の楽しみに置いとく(-∀-`) 」
麻里ちゃんとあっちゃん達が戻ってきた4月
一人だけ春休みの優ちゃんだけど
サッカーの練習を朝から晩までしてるから
殆ど家にはいない
夕飯は定時で帰って来るお父さんに合わせて食べるから
その時間に間に合わなかったり残業がある人は自分達で温めて食べる
と言う決まり事を作った
優ちゃんはまだ中学生だからクラブで遅くなった時は
お母さんかおばさん、又は陽菜が用意してあげる
今日は隣町まで試合に行ってたみたいで
帰って来るのが遅くて陽菜が温めてあげたのを
食べてる
「俺が最後?」
「うん、今日はみんな早かったから」
「全部食べて言い?」
「いいよ、でもお腹壊さないでね」
「育ち盛りだからいっぱい食べれるぜ(-∀-`) 」
張り切って食べた結果・・・
「うぅぅ・・・苦しい・・・・(汗)」
「もう、だから言ったじゃん(怒)」
「壊してないもん」
「胃薬飲む?」
「粉は嫌いだしあれ苦いから要らねえ・・・・」
「お子ちゃま(бвб) 」
「な!?陽菜だって粉薬嫌いだろ」
「嫌いだけど飲むもん」
「くっ・・・飲めばいいんだろ飲めば(怒)」
自分の為なのにね(笑)
「うわっ、にっげ(汗)口に残る、口の中へん(汗)」
薬飲むのになんでそんなに騒ぐかな・・・
「お風呂空いたよ、それにしても
相変わらず騒がしいな(*`ω´) 」
「麻里子も飲んでみろよめっちゃ苦いから」
麻里ちゃんにキッと睨まれると
「り、里加が待ってるぜお姉さま(汗)」
「ニャロも大変だね」
「こんな俺が好きなんだよな!にゃんにゃん(-∀-`) 」
「そうでもないけど・・・」
「またまたー(´-∀-)」
「・・・・・・・(бвб) 」
「クッ、社会人になったら変身してやっから見とけ」
「期待してる(笑)」
「お、おう(-∀-`) 」
社会人と言っても高校一年生と同じ年なんだから
すぐに大人になれるなんて思ってないし
期待もしてない
それに優ちゃんは優ちゃんのままでいいんだから(бвб)