必死に踏ん張るけど吸血鬼の力に敵うわけ無くて・・・

もうだめだと思った瞬間

バン!

ドアが勢い良く開いた

「はぁはぁはぁ・・・まにあっ・・・た?」

「陽菜さん(涙)」

「どうしてここが・・・」

「こんな事想定内
優子の下着には発信機が付けてあるの」

「うそ・・・」

知らなかった(汗)


「パパ!!(怒)」

「は、陽菜(汗)」

「破門は仕方がない規則は大切だから
けどこれは許せない(怒)」

「しかしお前は私の唯一の後継者なんだから死なれたら困るんだ」

「そんなの知らない
沢山抱いてブクブク太ってママに捨てられたのは自業自得でしょ
でもそのせいで・・・ママが死んだのはパパのせいでもあるんだからね
あいつらと同じくらい私はパパのこと許せないんだから(怒)」

・・・・どういう事?総裁が陽菜さんのパパ?
跡継ぎ?という事は・・・次期総裁なのぉー(汗)

「わ、わしはあいつのことを愛していた
だが、疑似血液剤はまずいんだ
わしの口には合わん
だから人間の血を沢山飲むしか無くてだな・・・
美味いとたくさん飲むだろ?その結果がだな・・・」

「総裁がそんな事でそんな容姿で示しがつくと思ってんの
大体1人の人間だけを愛してはいけないって
ママがああなったから慌てて作ったんでしょ
そうしたら戻ってくると思って・・・」

「そ、それは・・・」

「短命だったけどママは心から愛した人と一緒になれて
幸せだったと思う・・・
優子を愛してその気持がよくわかったから」

「陽菜さん・・・」

私を抱き上げ

「優子は返してもらう
優子には二度と手を出さないで
そしてそのへんな規則無くして
もしまた手を出したら・・・
陽菜は本当にパパのことを許さないし
ママのようになって優子と一緒に・・・死ぬから」

「陽菜(汗)」

そのままエレベーターで地下駐車場へ行き車へ乗り込む

「陽菜のマンションへ」

「かしこまりました」



「死んだら嫌です(泣)」

「死ぬわけ無いじゃんあんなのハッタリ(бвб)」

「でも総裁にはむかったら(汗)」

「パパは陽菜に弱いの
小さいときから溺愛されてたからね
ママに捨てられてからは更にひどくなって
嫌であそこを出たの」

「そうだったんですね・・・」

「もう少ししたら破門も取り消されて
変な規則もなくなると思う」

「もしかして全てわかってたんですか?」

「それくらい読めないと次期総裁になんてなれない
ただ、優子を拉致されるとは思わなかったけど」

「え?じゃーなんで発信機を・・・」

「(бвб)」

「どういうことですか言って下さい(怒)」

「抱きたくなった時すぐ行けるじゃん」

「はぁ?そのためだけに付けたんですか」

「それ大事でしょ」

「大事じゃないです(怒)夜、毎日会ってるでしょ」

「むぅ・・・夜まで待てない時もあるの」

「うっ・・・いきなり可愛く拗ねられたら困ります(汗)」

「可愛い陽菜は嫌い?」

「グハッ・・・・や、やめて下さい心臓が持ちません(汗)」

「ふふ、バーカ着いたらた〜ぷり可愛がってあげる」

やっぱりそうなるんですね(汗)

次期総裁か・・・
そのころ、私はもういないんだろうなー見たかったなぁー

「見れるよ(бвб)将来吸血鬼になるんだから」

「やっぱり(汗)」

「一生陽菜のセクレタリだから!」

「恋人じゃないんですか(汗)」

「ん?両方!陽菜欲張りなの(бвб)」

「分かってました・・命尽きるまでお使えさせていただきます」

「よろしく(笑)」



おしまい


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