優子

お昼休み、宮澤君を屋上に呼び出す

「ごめんなさい」

「はやっ!ちゃんと考えてくれたの?」

「あのう・・・私、付きあってる人がいてて・・・」

「そうなの?全然噂聞かないからいないもんだと思ってた」

「学校の人じゃないから・・・」

「そっかー、俺の方こそごめんな迷惑だったよな」

「ううん・・・男の人に初めて告白されて嬉しかったから(汗)」

「初めて?どう言う事?付き合ってる人いるんだよね?」

「あっ!・・・えっと・・・それは・・・」

「もしかして優子から告ったのか?」

「そっ、そう(汗)」

「へぇーやるもんだな!そいつが羨ましいぜ」

「そう言う事だから・・・ごめんね」

「いいって、それとせっかく話せるようになったんだしさ
友達ならいいだろ?」

「えっ!?あっ・・・・うん・・・」

「みんなでワイワイ遊ぼうぜ」

「みーちゃんも?」

「峯岸か?あいつとはとっくに友達だよ(笑)」

「そうだよね、みーちゃん友達多いし・・・」

「優子ももっと自信持てよ、すげー可愛いんだから」

「そんな事ないもん・・・(汗)」

「夏休み入ったらBBQとかカラオケ行こうぜ!
よかったら彼氏も誘ってさ」

「それは・・・」

「他の学校だろ?」

「ううん・・・社会人」

「そうなの?すげーな意外だわ」

「私には会わないかな・・・」

「そんなことねえよ、最近雰囲気変わって
少し大人っぽくなったし、そいつのおかげかー
やっぱ大人にはかなわねえな」

にゃんにゃんの事をほめられて凄く嬉しい

「やべ(汗)早く戻んないと弁当食えねえじゃん」

「ほんとだ(汗)」

「行こうぜ!」

「うん」

階段を駆け下りる宮澤君の後ろからついていく

やっぱり恋人って言うと彼氏だと思うよね・・・

でも、私はにゃんにゃんが好きなんだもん
女同士だとダメなのかな・・・
逢いたいよにゃんにゃん(涙)