優子

その日のサッカーの練習終わりにコーチにチームを抜けたいと話した

理由を聞かれたけど一身上の都合にしといた

家に帰る前ににゃんにゃん家に寄って
ただまのキスをして5分くらいイチャイチャして家の帰る

「ただいまー」

「・・・・・」

あれ?お帰り(*`ω´) がない・・・いないのかな?

部屋に荷物を置きに行き先にお風呂へ

リビングに行くと椅子に座りこっちを見てる麻里子

「なんだよ、いるじゃん、おなかすいたご飯なに?」

「そこに座りなさい」

いつになく真面目に怒ってる?

なんで怒ってるんだ、まだ朝帰りの事怒ってるのか?

「あんた、クラブやめるって言ってきたらしいね」

「げっ!もう知ってるのか(汗)」

「コーチから電話かかってきた
お家で何かありましたかって聞かれけど
ゆっぴーからやめたいなんてひとっことも聞いてなかったし
ゆっぴーの勘違いってことにしといたから」

「なに勝手に言ってんだよ俺やめるから(怒)」

「理由を言いなさい!」

「・・・・・」

「お姉ちゃんのにも言えないことなの」

「サッカーだったら中学のクラブでも出来るし
お金払ってしなくったっていいかなって・・・」

「・・・・本当のことを言いなさい!」

「うっ・・・学校でも出来るっていうのはほんと・・・」

「このままいったら〇リーグにだって入れるかもしれないんだよ
父さんや母さんだって楽しみにしてるし
お金なんて気にしなくても一般よりは裕福なんだから」

「将来のことなんてわかんないだろ怪我したらそこでおしまいだし
俺は今が大事なの!」

「ニャロでしょ」

「っ・・・・」

「どうせもっと一緒にいたいとか思ってるんでしょ」

「・・・・」

「図星か・・・はあ・・・」

「煩いなーやっと恋人同士になれたんだから
一緒にいたいと思って何が悪いんだよ(怒)」

「誰に向かってうるさいって言ってるのかな」

「そっ、それは…(汗)」

「そんな理由で将来を棒に振ったって
ニャロが知ったらどう思うかな?」

「うれしい!すきぃーて・・・・」

「・・・自分のせいで将来の夢を奪ったってなると
仮にも学校の先生してるんだから
責任感じちゃうんじゃないのかな?」

「だって・・・」

「ゆっぴーが早く大人になりたいなら
高校生でも〇リーガーになれるんだから
頑張ればお金を稼げる、
あとたった二年で自分で働いたお金で
何でも買ってあげれるし旅行にだって連れて行ってあげれる」

「・・・・・」

「目先の事に目を奪われずもう一度ちゃんと考えなさい」

「ううぅぅ、分かった・・・」

忙しい両親の代わりに俺を育ててくれた麻里子
母さんよりしっかりし、その通りだと思った

次の日コーチに謝りに行き
これからもっと頑張って〇リーガーになります!
て宣言した