優子

今日も早い電車の乗るために早起きして着替えていると
居るはずもないにゃんにゃんの甘い匂いがしてきて
とっさに振り向くと・・・

驚きとうれしさでどうしていのかわかんなくて
突っ立っていると目の前に来て抱きしめられた

耳元で聞こえる甘い声と甘い匂いが2日しかたっていないのに
凄く懐かしく思われ涙が溢れてくる

「おかえりなさい」

「ただいま(бвб)」

重なる唇に恥ずかしくて顔を見れずにいると

とんでもないことを言いだすにゃんにゃん

ずる休みしてお姉ちゃんに怒られないかな(汗)

なぜか必死に休ませようとするにゃんにゃん・・・?

押し切られてうなずくとうれしそうに微笑み学校に電話を入れていた

「朝食べた?」

「軽い機内食が出たから今は大丈夫
それよりシャワー浴びてくる、昨日仕事終わって
そのまま飛行機に乗ったからお風呂入ってないの(бвб)」

「お風呂入れようか?」

「シャワーでいい、一緒に浴びる?」

「わっ、私は昨日入ったからいいよ(汗)」

「ふーん・・・まあ、優ちゃんの匂いが沢山していいけどね(бвб)」

どういう意味だろう・・・?

「上がったらどこか行く?」

「仕事と飛行機で疲れたから家でうっくりしたい」

「じゃーDVDでも見ようか(-∀-`) 」

「うん・・・全部の部屋カーテンとか閉めて暗くしといてね」

「わかったー(-∀-`) 」

でも、なんで他の部屋まで閉めるんだろう?

飲み物とお菓子をテーブルに用意してDVDは・・・
興味ないとすぐに寝ちゃうからにゃんにゃんに選んでもらわなきゃ

「お待たせー(бвб)」

「何見るか選んで」

「んーと・・・・・これ(бвб)」

手渡されたのは少し怖いホラー系

「・・・・怖いのヤダ(汗)」

「朝だし陽菜いるんだから怖くないよ(笑)」

「夜よりはいいけど・・・・」

「陽菜これ見たいなぁー、いや?」

首をかしげながら下から見上げてくる

そんな顔されたらいやって言えないよ(汗)

「わかったこれでいいよ・・・」

「わーい(бвб)」

確かに朝で外は明るいけど遮光カーテンを閉めてるから
部屋はうす暗く他の部屋からの光も漏れてこない・・・(汗)

うぅ・・・やっぱり怖いよ(涙)

にゃんにゃんの横に引っ付いて座り
腰に腕を回し首元に頭をつけて見ていると

腕を肩に回してトントンしてくれるにゃんにゃん

クライマックスシーンでは見ることが出来ずに
顔を胸にうずめ震えていると頭を撫でてくれて

「大丈夫だよ」

そう言ってくれたにゃんにゃんの心臓もドクンドクン
波打っているのが伝わって来る

にゃんにゃんも怖いのかなって思って
顔をあげて

「にゃんにゃんも怖かったの?」

て聞くと

「なんで?」

て言われたから

「心臓がすごいドキドキしてたよ」

て言うと

「それは優ちゃんが引っ付いてきてたからだよ」

て言われてそのままキスされた

軽くじゃない大人なキスを・・・