優子
ゆっくりと戻る意識、顔にあたる柔らかな感触
密着する肌と甘く優しいにおい・・・・
私にゃんにゃんに抱きしめられてる・・・・?
一気に目が覚めて心臓がバクバクしだす(汗)
目の前にはにゃんにゃんのおっぱいがあって
どう考えても裸で抱き合っていて
さっきの出来事が夢じゃないというのを物語っていた
今何時だろう・・・
頭を少しずらし時計を見ると12時前だった
DVDが2時間弱だったから
きっと30分ほどしか寝てないと思うんだけど
どれぐらいしてたのかわかんないから・・・・(汗)
すごく長かったような、あっという間だったような・・・
思い出すと顔から火が出そうだから別のこと考えなきゃ
そうだ、お昼ご飯作ろ!
にゃんにゃんを起こさないようにゆっくり離れて
ベットから抜け出す
立ち上がると下腹部に違和感があって少しズキズキするかも
私バージンじゃなくなったんだ・・・・
初めてが大好きなにゃんにゃんで良かった(-∀-`)
にゃんにゃんを見ると寝ている顔もすごく綺麗で・・・
私なんかで本当にいいのかな
にゃんにゃんならもっと素敵な人と恋ができるのに・・・
こんな平凡な私なんかで・・・
だめだめ!
首をぶんぶん振って
これからにゃんにゃんにふさわしい人間になればいいんだ
私だってお姉ちゃんの妹なんだから
身長は無理だけど・・・頑張れば綺麗になれるはず(-∀-`)
だと思う・・・・
ハア・・・シャワー浴びなきゃ
シャワーを浴びていると
バン! 「キャッ!!」
とっさにしゃがみこんでドアのほうを見ると
仁王立ちのにゃんにゃんがいて・・・
丸見えなんですけど・・・なんて言えるはずもなく
どう見ても怒ってるにゃんにゃん(汗)
「にゃん・・・・にゃん?」
「やった後、
起きた時にベットで一人なんてありえないんだけど(怒)」
「あう・・・ごめんなさい(シュン)」
シャワーのお湯を頭から浴びながら謝っていると
そのまま中に入ってきてシャワーを取り浴びだした
「私、もう出るね・・・」
出ていこうとすると腕をつかまれ引き寄せられて
にゃんにゃんの胸にすっぽり収まる
「また、どうせ私なんて!とか考えてたんでしょう(бвб) 」
「ふえっ?なんで(汗)」
「優ちゃんの考えてることぐらいわかるし(бвб) 」
「あうぅ・・・」
「陽菜は優ちゃんだから好きになったんだよ
ブスだとかダサいとかそんなの関係ない!
て言うか、優ちゃんすごくかわいいのわかってないの?」
「私かわいくなんて・・・・」
「ダサくさせられてただけだし(бвб) 」
「えっ?どういう事?」
「麻里子がわざとダサくなるように教えてたの」
「なんで・・・・」
「たぶん、優ちゃんが心配だったからじゃないのかな」
「心配しなくても大丈夫なのに・・・」
「そんな事ないよ、現に可愛くなったら
さっそく告られてるし、ほかの子からも
話しかけられたりしたでしょ?」
「・・・・・・・・」
「麻里子、優ちゃんのこと溺愛してるんだよ」
「そうかな、普通にかわいがってくれてるようにしか
見えないけど・・・」
「アハハ麻里ちゃんかわいそう(笑)」
何がかわいそうなのかわかんないけど・・・まあいっか
「お昼作るね」
「ちょうどお腹すいてきたかも(бвб)
そのままでエプロンつけて作ってね(笑)」
「むっ!無理無理(汗)」
「ウフフ、冗談だし(笑)」
もう、どこまで本気でどこからが冗談なのか
全然わかんない(汗)
これからもこうやって振り回されていくんだろうなー
にゃんにゃんに出会ったのは偶然だったけど
お姉ちゃんの親友だったから知り合いになって
恋人になれたんだもんね
お姉ちゃんに感謝しなきゃ
ありがとうお姉ちゃん
そしてこれからもにゃんにゃんと私の事
見守っていてね(-∀-`)
Fin
http://mblg.tv/puna/category/16/?p=5