陽菜

人が多いのは嫌だけど可愛い服が沢山あって半日じゃ回りきれない

だって今まで真っ白だったんだもん・・・
いろんな色の服を着てみたいでしょ(бвб)

「明日も来ようよ(бвб)」

「えー篠田疲れちゃった」

「ババくさい(бвб)」

「双子は同い年(*`ω´)」

「無理があると思うんだけど・・・」

「そんな事ないよね、ゆっぴー?」

「・・・・・・本当は何歳?」

「篠田は若い方です(*`ω´)」

「で!(бвб)」

「480歳」

「・・・・・(бвб)」

「・・・・・(-∀-`) 」

「妖怪(бвб)」

「ごわいよー(泣)」

「今は高校生(*`ω´)」

「詐欺師!」

「いい加減にしとかないと元に戻すよ」

「うっわっこの人脅してきたよ、とんだ神様だねぇ優ちゃん」

「ねぇ(-∀-`) 」

「なんかニャロって篠田に冷たくない?」

「普通だし(бвб)」

「いつものにゃんにゃんだよ(-∀-`) 」

「ゆっぴーを尊敬します」

「アハッ(-∀-`)」

「・・・この服欲しいからお金出して(бвб)」

「自分の物は自分で買いなさい」

「さっき財布見たけど足りなかった」

「じゃー来月のお小遣いまでお預けだね(*`ω´)」

「陽菜お預けした事ないもん」

「そんな事ないでしょ」

「欲しいものは優ちゃんが取ってきてくれた」

「ゆっぴーに同情します」

「なんで?にゃんにゃんが嬉しかったら私も嬉しいから
全然苦じゃなかったよ(-∀-`) 」

「・・・・なんと言われようと魔法でお金は出しません」

「じゃー服出して」

「魔法は使いません」

「役立たず」

「なんかだんだん腹が立ってきた」

「まあまあ(汗)姉妹喧嘩はそこまでにして
にゃんにゃんには私のお金あげるから(汗)」

「そんなことしたらゆっぴーが何も買えなくなるよ」

「私欲しいものないし、にゃんにゃんが幸せなら
私も幸せだから(-∀-`) 」

優ちゃんはリスの時もそうだった
自分の事はいつも後回しにして
陽菜が喜ぶことばかりしてくれてたもん
どんな我がまま言ったって冷たくしたって
陽菜から離れて行かなかったのは優ちゃんだけだった・・・

「今日はもういい・・・
クローゼットにまだたくさんあったからそれ着とく」

「じゃーそろそろ帰ろうか(*`ω´)」

「んっ」

麻里ちゃんについて歩き出すと右手にあったかい物がふれて
手を握ってきた
横を見ると陽菜の顔色を窺うかのように覗き込んでるし・・

眉毛ってそんなに下がる物なの?(笑)

別に嫌じゃないしまた迷子になるといけないから

べっ!て舌を出して軽く握り返してあげた