あなたに出会えて<新しい未来へ> 34

陽菜

次の日優陽を学校へ送り出し
ママを交えて三人でティータイム

「ねえママ(бвб) 」

「なに?」

「パパも後2年で定年でしょ」

「そうね、早いわよね」

「あっ君にはまだ言ってないんだけど
ずっと一緒にすまない?」

「老後を見てくれるって言う事?」

「そうなるかな、跡取りはあっ君だけど
嫁と住むより娘と住んだ方が気が楽でしょ(бвб) 」

「そうだけど・・・優子ちゃんはいいの?」

「この話はね優子からしてきたんだよ
ママたちと一緒に住みたいって」

「えっと・・・お母さん達が嫌じゃなかったら
一緒に住みたいなって(´-∀-)」

「嫌なわけないでしょ、パパにも聞いて見ないといけないけど
私は嬉しいわ」

「でもね、優陽も大きくなってくると部屋がいるし
ママ達も段差のない生活がいいと思うの
だから家を建てようと思う(бвб) 」

「建て替えるって事?」

「建て替えてもいいけどここだと少し狭いかな
車も一台じゃ足らないし・・・
別の所に土地を買って建てようと思う(бвб) 」

「お母さん達が長年住んできた場所を
離れるのは抵抗があると思うけど考えてほしい」

「そう、今夜パパと相談してみるわね」

「急いでないからゆっくり考えて」

「わかったわ、一応どの辺で考えてるの?」

「優陽の為にも学校は変わりたくないから
校区内で探す」

「そう、その方がママは嬉しいわ」

「あっ君には陽菜から言うから」

「喧嘩しないでよ」

「大丈夫(笑)」

「ところであなた達今日の予定は?」

「二人とも仕事お休みだけどもう少ししたら出かける」

「夕飯はどうする?」

「帰ってくるからお願い(бвб) 」

「はいはい(笑)リクエストはある?」

「和食なら何でもいい(´-∀-)」

「フフフ、分かったわなるべく早く帰ってらっしゃい
みんなで食べた方が美味しいんだから」

「「うん!」」

一緒に住むと家事はサボれるから楽かもね(笑)(бвб) 

あなたに出会えて<新しい未来へ> 33

優子

何とか言いくるめて狭いお風呂へ三人で入り
今は優陽を真ん中にベッドで川の字に寝ている

ずーと空ちゃん海ちゃん陸君の話

「優陽、他にお友達いないの?」

「いるけど三人と遊んでる時が一番楽しいの♪ 」

「ママとなーなといるときよりも?」

すこし意地悪な質問をしてみると

「えぇー・・・うーん・・・ん〜・・・」

必死に考えている顔もわが子ながら可愛い(-∀-`)

だけどちょっと複雑
だってすぐに、ママとなーなだよ!て返ってくると思ってたから

子供はいつか手を離れていくんだなーて
思わされた瞬間でもあった

「明日学校なんだからもう寝なさい
なーな達今年はずっと日本にいるんだから」

「ほんとに? やったー いっぱいいっぱい遊ぼうね♪ 」

「うん、いっぱい遊ぼう(-∀-`) 」

「わーい楽しみ 何して遊ぼうかなぁー♪ 」

「もう、また興奮して寝なくなったいじゃん(怒)」

「あぅ・・・にゃんにゃんごめん
優陽が寝てくれないとママに怒られるからねよう」

「しかたないなぁー寝てあげるぅー」

「アハッ(´-∀-)なんか陽菜が二人いるみたいだ」

「むぅ・・・陽菜は一人だし」

「そっそうだよね(汗) あっ、なんか眠くなってきちゃった
おやすみ」

優陽の頬にキスをして陽菜を見るとすねた顔

くいくいと手招きをして優陽の目を手で覆い
顔の上でキスをすると満足した顔をして
優陽の頬にキスをする陽菜

「優ちゃん優陽おやすみなさい(бвб)」

「ママ、なーなおやすみなさい」

「おやすみ陽菜、優陽(-∀-`) 」

いつまでも続いてほしい幸せをかみしめながら
久しぶりの三人で眠りについた

守ってあげる♂  25

優子

分かれ道まで三人で帰り陽菜とはバイバイして繁華街へ

「あっ、これいい色じゃない?」

「それ口紅だし赤すぎるよ(汗)」

「優子もさ、少しくらい化粧したら?」

「え、みーちゃんしてるの?」

「学校にばれたら煩いからばれない程度のナチュラルメイク」

「知らなかった・・・(汗)」

「ほとんどの子がしてるよ
してないのって優子を入れて4・5人だよ(笑)」

「そうなの?でも学校禁止だし・・・」

「真面目だよねー・・・だからばれない様にするの!」

「大変だね(笑)」

「ノーメイクなのに恋人いるやつに言われたらなんかムカつく」

「ごめん(汗)、先にクレープ食べに行こうか?」

「仕方ないから行ってあげる(笑)」

お店から出て歩いていると

「あれあれ〜その顔とその小ささその制服は
この前鞄投げてきたかわいこちゃんじゃないですか〜(ニヤニヤ)」

「・・・・」

「今日は助けてくれる彼氏いないんだね(笑)」

「みーちゃん行こう!きゃっ!(汗)」

腕を掴まれ引き留められた

「鞄をぶつけられたところがさー
腫れちゃって病院行ったんだよね
慰謝料貰ってもいいかな」

「そんなにきつく投げてないし渡すお金もない!」

「じゃーさ、体で払って貰ってもいいんだよ
意外に胸あるみたいだし(ニヤニヤ)」

「やめろよ、離せよ!みーちゃん逃げて」

「お友達も一緒に・・・来い!」

男が三人だからすぐに囲まれてみーちゃんもつかまってしまった

「また、陽菜にやられても知らないよ」

「お前ら二人しかいないだろそれに偶然会うなんてもうないよ(笑)」

電話しようと携帯を出したら

「おっとこれは終わるまで預かっとくね(笑)」

そう言って取り上げられたから取り返そうとしたら
上にあげられて・・・

「返してよ(汗)」

いくらジャンプしても届くわけが無く・・・(涙)

「ほんと、ちっちゃくて可愛いな・・・俺一番な」

「あっ、ずるいぞじゃんけんで決めようぜ」

「おまえそっちの奴にしとけよ」

「えー・・・俺もちっちゃい方がいい」

「おれも!」

「ちょっと!私は要らないって事(怒)」

いや、みーちゃん怒るとこそこじゃないし
てか怒る場面じゃないし(汗)

その時携帯を持った男の腕を誰かが掴むのが見えた





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