スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

アンブレラ  34

陽菜

ジュージューという音やトントンとリズミカルな音が聞こえてきて
いい匂いがする

瞼をゆっくり持ち上げ音のする方を見ると

ん?小人さんが料理を作ってる?

目をコシコシ擦りもう一度見ると

なーんだ優ちゃんか

一瞬白雪姫になったような気がした(笑)

少しの間眺めていると陽菜に気づいたみたいで

「あっ!起きた?おはようにゃんにゃん(-∀-`) 」

ニカッて笑うと前歯が出るんだー・・・

「おはよう(бвб)」

「もう少しで出来るから起きてね」

「うん」

布団から出ると・・・あれ?寒くない

暖房入れてくれてるんだ・・・

布団を上げようかどうか悩んでいると

「あ、私がするから置いておいて顔洗ってきなよ」

「うん」

陽菜の部屋はベットだから布団をどうやってたたんで
なおしたらいいかわかんないから素直に従う

洗面台に並ぶ二本のハブラシを見て口角が緩む

ローションと美容液を塗って戻ると
テーブルが真ん中に置いてあり
朝食が乗っていた

「紅茶とミルクどっちがいい?」

「ん〜ミルクティ?」

「アハッ(´-∀-)了解」

なんか、昨日と比べてスッキリしてるような気がするのは気のせいかな


「今日どこで集まるの?」

「言ってなかったっけ、才加ん家だよ」

「ふーん」

「ここは狭いし佐江もゆきりんも実家暮らしだからね」

「ふーん(бвб)」

「どうでもいいって顔だね(笑)」

「どうでもいいもん」

「アハッ確かに、ところでみーちゃんとはどうやって落ち合うの?」

「あぁー忘れてた(бвб)」

「えっ?」

「場所は?とか時間何時ーとか煩いから携帯切ってた(бвб)」

「うわーかわいそうなみいちゃん(汗)」

電源を入れると

「ゲッ」

凄い数のラインやメール(汗)

「家どの辺?」

「ここから歩いて15分ぐらいだから
何時もの駅でいいんじゃないかな」

そんなに近いんだ・・・・

確か才加って優ちゃんの事を・・・・

とりあえず場所と時間を打ち込みまた電源を切った
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2015年05月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
アーカイブ
カテゴリー