優子
とうとう陽菜にばれちゃった(汗)
てか、みんなにバレてたなんて
私ってどんだけわかりやすいんだよ(笑)
「だから手術受けろよ」
「え!?なんで・・・」
佐江の言葉に先生を見ると
「篠田はなーんにも知りませーん
たまーに独り言を言う癖はあるけどね(*`ω´) 」
「この確信犯め(怒)」
「優ちゃんお願い!陽菜を一人にしないで」
「こじぱ・・・でもお金が・・・」
「俺が立て替えとくから!
あげるんじゃないぞ貸しとく
返すのはゆっくりでいいからな」
「才加にそんなことしてもらえないよ
だって私は才加の気持ちには・・・」
「俺の自己満足だからいいんだよ
カッコつけさせてくれよ」
「才加・・・」
「そうと決まれば準備に取り掛からなきゃね(*`ω´) 」
「ちょっと待ってよ
私まだ受けるって言ってないよ」
「優ちゃん!!」
いきなり抱きつき唇を押し当てて来た陽菜
私は目をつむる事も瞬きさえできずにいると
こじぱの後ろが目に入る
大きく目を見開き口を開けて固まっている三人
ニコニコしながら覗こうとしてる変態医師
陽菜の顔がゆっくり離れて行く
「優ちゃん陽菜と付き合って下さい」
「っ・・・・」
「小嶋さん(汗)」
一番に我に返ったのはゆきりんで
男二人はまだ戻ってこない
「優ちゃんは陽菜を抱きたくないの?」
「おおーニャロだいたーん(*`ω´) 」
ちゃちゃを入れてきて睨まれる医者
「こ、こ、こ、小嶋さん(汗)」
ニワトリになったゆきりん(笑)
「陽菜は受験頑張って合格するから
優ちゃんが退院したら一緒に住もう」
「積極的なニャロかっこいい!(*`ω´) 」
「さっきから煩い(怒)」
陽菜に怒られシュンとする有名医師
「ふぅー・・ゆっぴーどうするの
好きな人にここまで言わせて
それでもまだ死んでもいいって思ってるの?」
「私は・・・」
「優ちゃんは死にたくないって思ってるよね
昨日寝るときに言ってたもん」
「っ・・・起きてたんだ・・・」
「ウトウトしてたけどはっきり聞こえたもん
本当の事を言ってよ優ちゃん」
「私は・・・私は・・・
死にたくない!死にたくないよ先生(涙)」
「はい!死にたくない頂きました(*`ω´)
篠田頑張っちゃうから覚悟しててよ
絶対死なせないから」
さーて急がなきゃ年末年始で機関とかしまっちゃうー
ていいながら病室を出て行った
「優ちゃん!」
また私に抱き付き泣き出した陽菜
泣いてるゆきりんを自分も頬をぬらしながら
そっと抱き寄せる佐江
顔をぐちゃぐちゃにして男泣きしてる才加
みんな有難うどんな結果になろうとも
私は幸せだよ