小嶋さんがヤキモチ?私に?

顔だけじゃなく髪からピョコっとはみ出した耳まで
真っ赤にして照れてる小嶋さんて・・・可愛い(´-∀-)

やばい、大島さん心臓がバクバク言いすぎて
破裂寸前です

「じゃーあのう、お話って何ですか?」

コーヒーを一口飲みフーと息を吐き出してから
私の方を向いて話し始める小嶋さん

「総点検の時、陽菜海外へ行くって言ったでしょ」

「はい、仕事ですよね?」

「そうなんだけど、優子も一緒に来る?」

一緒に?小嶋さんと?

・・・・・・あれ?ちょっと待って今確か優子って言わなかった?

「今、優子って言いました?」

「知らない(汗)」

「言いましたよね!絶対に言いましたよね
はっきり優子って聞こえましたから!」

「うっさいな、だいたい、付き合ってって言っといて
付き合いだしたら急によそよそしくなるし
いつまでたっても敬語だし、いまだに小嶋さん呼びだし
何も行動起こさないし・・・・」

そう言うとまた顔も耳も真っ赤にして目をそらした

「え、あっ、うそ、どうしようマジですか?
じゃーじゃーキスしてもいいんですか?」

「いきなり?」

「あっ、じゃーハグしてからキスを・・・」

このまま昇天してしまうんじゃないかって言うくらい
舞い上がる私の心臓

このままキス出来るんなら止まったっていい・・・
心臓マッサージしてくれるかな(汗)

訴えかけるように顔を見ると両手を広げてくれて・・・

これって懐に飛び込んできなさいって言うデスチャーだよね

「し、しつれいします(汗)」

「いちいち言わなくていいから」

「は、はひ」

ゆっくり背中に腕を回して引っ付くと
小嶋さんも抱きしめてくれた

「凄いドキドキ言ってるよ(笑)」

「小嶋さんだって(汗)」

どっちの心音かわかんない位お互いの心臓が動いてる

腕が離れたと思ったら肩を持たれ少し離された

目と目が合うとゆっくり目をつむる小嶋さん

近くで見ても綺麗な物は綺麗でそれ以上見ていられなくて
自分も目を閉じ顔を近づけたら何かにぶつかった・・・

どうやら小嶋さんの鼻にキスしてしまったらしい・・・(汗)

「あぅ・・・」

「もう(бвб) 」

そう言うと今度は目を開けたまま小嶋さんが近づいてくるから
ギュッと目を閉じると唇に柔らかい感触が・・・(´-∀-)

一瞬だったけどグッとこみ上げてきて

「ちょっと、泣かないでよ(汗)」

「だっでうれじいもん(泣)」

「仕方ないなー」

と言いながら涙をぬぐってくれた