少しだけ観光して日本へ

「どうぞ」

「お邪魔しまーす(´-∀-)」

二度目の小嶋さんの部屋♪

「あっ・・・・・」

ドン!

急に立ち止まるから小嶋さんの背中にぶつかっちゃった(汗)

「すいません・・・どうしたんですか?」

あれ?なんか玄関へ押し戻されてない?

「にゃ、にゃんにゃん?」

「えーと・・・・どっかに泊まろうか(бвб) 」

「はい?」

「せっかくだし外でご飯食べてどこかホテルへ・・・」

「いや、せっかくって・・・ここもう日本ですよ
それに買い物までしてきたのに・・・
どうかしたんですか?」

「・・・・・・(бвб) 」

どう見てもリビングへ入れないでおこうとする小嶋さん
もしかして・・・・男?

「わかりました」

そういって振り向き油断させたところで
素早く脇を抜け部屋へ入ると

「・・・・・・・」

「もう、やだぁー(汗)」

「ど、泥棒!警察を(汗)」

「ちがう!旅行の用意してたらいつもこうなっちゃうの(汗)」

「これ、にゃんにゃんの仕業?」

「そう・・・・幻滅した?」

ブンブン首を横に振り

「大丈夫!私掃除得意だって言いましたよね
これぐらいの方が燃えちゃう(笑)」

「ごめんね、陽菜は夕飯作るからお願いしてもいい」

「お安い御用です(´-∀-)」

洋服はハンガーにかけたりたたんだり
雑誌は一か所にかため掃除機をかける



「何か手伝いましょうか?」

「いいよ、優ちゃんは掃除を・・・・・うそ
ここって陽菜の部屋だよね?凄い」

「片付け場所とかは、わからないので自分でやって下さいね」

「有難う助かる(бвб) 
じゃーサラダ作って貰おうかな」

「ラジャー!」

その日は早く寝て(もちろん同じベットで♪)
朝早く家へ送ってもらう

「こんな所に住んでたんだね(汗)
仕事場まで凄い遠いじゃん」

「でも家賃が安いから・・・
まだまだ半人前なので仕方ないんです」

良いって言ったのにどうせ仕事場は同じビルなんだからって
私の部屋にあがって待ってくれている

「部屋綺麗・・・・」

「物が少ないだけですよ」

「むぅ・・・陽菜は無駄に多いって事?」

「ち、違います(汗)私が服を持ってないだけで(汗)」

「ふふふ、うそ(бвб) 」

「もう・・・アハハ」

「陽菜の所に来たらだいぶ近くなるね」

「そうですね、あ、家賃半分払いますから」

「いいよ、今までだって一人で払ってたんだし」

「そうはいかないです、住まわせてもらうんだし
光熱費だって上がるだろうし」

「優ちゃんて現実主義?(笑)
ここいくら払ってるの?」

「光熱費入れて7万ぐらいです
これでもだいぶ節約してるんですよ」

「あぁ・・・・・足らないかも」

「ウェッ・・・(汗)」

そうだよね、だって高級マンションだったもん・・・

「じゃー食費は優ちゃんに出してもらおうかな」

「それでいいんですか?」

「美味しご飯作ってくれたらそれでいい(бвб) 」

「それなら任せて下さい!(´-∀-)」

「そろそろ出よっか時間かかりそうだし」

「はい!」



「おっはようございまーす(´-∀-)」

「優子ちゃん見ましたよ同伴出勤ですか(笑)」

「あれ、見られちゃってたアハッ(-∀-`) 」

「ゆっぴー幸せそうだね」

「もうね溶けちゃいそうなくらい幸せです」

「そう言えばニャロを訪ねて男の人が来てたよねさしこ」

「え?指原おやす・・イダァッ(涙)」

「背が高くてがっちりしたイケメンだったなー
陽菜とか呼び捨てしてて元彼?いや現在進行形とか?(*`ω´) 」

「う、う、うそだぁー(汗)」

「記念に写真撮ったから見てみる?
そうだニャロに知らせてこなくちゃ」

「うわぁぁぁぁーだっダメ!
にゃんにゃーん(涙)」

麻里ちゃんを制止して階段を駆け下り小嶋さんのお店に飛び込む

「あれ優子ちゃんどうしはったんですか?」

「小嶋さんは?」

「奥にいてはりますけど今電話中やと思います」

奥のドアの所へ行き耳を引っ付けると

「あ、うん・・・わかった、じゃーまた今度ね」

今度?だれ?もしかして訪ねて来た男の人なの?

カチャ「うわっ(汗)」

寄りかかってたからドアが開くとそのまま倒れ込んだ

「優子・・・何してるの?仕事は?」

「にゃん・・・にゃん・・・ううぅ」

「なに?なんで泣いてるのちゃんと話して」

麻里ちゃんから言われた事を話すと

「あのね土日はビルに入れなかったんだよ
それに昨日は美容院お休みでしょいつ会ったの?」

「あっ・・・・」

「それ、からかわれただけだよ」

「ま、麻里ちゃん(怒)」

「でも、ショックだなー陽菜が男と二股掛けてるって
思ったって事だよね」

「ち、違うくて・・・(汗)」

「ホントに?」

「ただ、にゃんにゃんが取られちゃうって思っただけで・・・」

「それで慌てて飛んできたの?」

「あい・・・」

「ほら行くよ」

手を引かれ階段を登り美容室の中へ

「ニャロお帰り(*`ω´) 」

「あんまり優ちゃんをいじめないでよ」

「いじめてなんていないよちょっとからかっただけ(笑)」

「もし今度優ちゃんが誤解したり泣くようなことがあったら
麻里子の秘密をみんなにばらすからね・・・」

「ニャロさん(汗)」

「そう言う事だから」

みんなの方を向くと

「みんなはお仕事頑張ってね(бвб) 」

「は、はい(汗)」

私の頭をポンポンと叩くと

「優ちゃんも人の話を信用しすぎないの
陽菜の言う事だけ信じてればいいんだから」

「はい・・・」

そう言うと下へ降りて行った

「・・・・・・・怖かったぁー(涙)」

「莉乃ちゃんビクビクしてたね」

「指原ちびりました(泣)」

「なんだろ凄んでるわけでもなく
普通なのに目力と言うか・・・オーラと言うか
言い終わった後の微笑もこわかったなー(汗)」

同意・・・小嶋さんを絶対に怒らさないでおこうと思った日でもあった