今日はにゃんにゃんの誕生日であり
卒業の日でありそして・・・こじゆう最後の日



誰よりも先におめでとうを言いたくて
いつものメンバーに声をかけたけど
みーちゃんしか空いてなくて・・・
どうしようか迷ってたら

”陽菜その日約束が入ったみたい”

みーちゃんからのLINEに
何やってんだ私・・・遅いんだよバカ野郎!
なーんて落ち込んでたら

”みーちゃんから聞いたよ
優子も知ってる人達だから一緒にご飯食べよ”

優しいにゃんにゃん
どんな時でもみんなが幸せになれる方法を考えてくれている




卒業アルバムをみーちゃん家で作っていて
時間に少し遅れちゃったのに怒った顔一つせず
出迎えてくれる

それから遅い夕食を取り

日付が変わると同時に

「お誕生日おめでとう!(-∀-`) 」

「ありがとう(бвб)」

ケーキが運ばれてきて歌を歌う

「とうとう29歳になっちゃった」

「私よりお姉さんになっちゃったね(笑)」

「優ちゃんが追い付いて来るまで
まだ半年あるじゃん、早く来てよね」

「そう言われても時間は早送りできませんから(笑)」

「今日卒業だなんて信じられない」

「アイドルの小嶋陽菜とはお別れだね」

「え〜優ちゃんの永遠のアイドルじゃなかったの?」

「昔はそう思ってたけど今は違う」

「・・・・他に好きな人が出来たの?」

「う〜んそれもなんか違う」

「どういう事?」

「こじゆうは終わり・・・かな」

「ゆ、優子(汗)嘘でしょ、こじゆう解散しちゃうの?」

「みーちゃん解散て(笑)
元々ユニットでもないのに
ここまで認知されたのが奇跡なんだから(笑)」

「優・・・ちゃん・・・・」

「だから今日のAKBでの卒業公演が終わったらでこじゆうも終わり」


「・・・・・・」

「いままでありがとねにゃんにゃん(-∀-`) 」

「優子(汗)それでいいの?本当に後悔しないの(汗)」

「みーちゃんもういいよ・・・」

「でも・・・やっと恋愛解禁になるんだよ
今までこの日の為に二人共我慢してきたんじゃん」

「所詮片思いだったって事だから
違反せずに真面目に過ごして来たら
先に卒業した人の気が変わっちゃっただけ・・・
そういう事でいいのかな」

「どう思ってくれても構わないけどこじゆうは今日で使い納め」

「最後にこじゆうで写真撮ってもいい?」

「喜んで(´-∀-)」



帰る時、打ち上げには来てねと言ってくれたから
「もちろん」と返事をしておいた

部屋に着くころにはみーちゃんから何十件というラインの嵐(笑)

(どういう事説明して)

(既読無視すんな)

(陽菜気丈な振りしてたけど帰りボーとしてたからね)

わかってる
でも私は嘘が付けないからああ言う事しか出来なかった





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