「あんなスパイの言う事を信じるんですか」
「確かめるだけだ・・・おい、大島の情報を私の携帯に送れ」
元CIA諜報員、特技は爆弾作りと戦闘、銃の腕前も最高難度か・・
アメリカ生まれで両親は子供の頃事故で死亡
優子は奇跡的に助かった・・・
「警部、マリコが警官を二人殺し逃走しました(汗)」
「なんだと、何をしてるんだ早く探し出せ」
「窓を破り逃げたもようです(汗)」
「逃がすな追いかけろ」
「はい!」
「私も行きます」
佐江も合流していった
部屋の中を見ると
「おい、大島はどこへ行った」
「え?さっきまでいましたが・・・」
「いないじゃないか、モニターで探せ」
全階のモニターで探していると
「いた!一階だ」
素早く受付に電話を入れ止めるように言う
それが分かったのかカメラを見て角を曲がってしまった
「くそ、どこだ」
「・・・・いました」
「特殊部隊を送れ」
普通の警官ではあいつを止めるのは無理だ
なのに
それをも倒しまんまと逃がしてしまった
「必ず家へ帰るはずだ」
登録された住所へ向かうとそこはもぬけの殻
「どういうことだ・・・やはりあいつは・・・
そうだ、同居人の小嶋は確か看護師だったはず
病院へ電話をかけ住所を聞き出せ」
だいぶ後れを取ってしまったが・・・
まだ居るだろうか