「んっ・・・チュッ・・ンッ」

我慢できず大島さんの肩を押し体を離す

「ハァハァハァハァ・・・苦しい」

「アハッ(-∀-`) 鼻で息しないからだよ(笑)」

そんなの知らないし

「マジ処女なんだ」

「うっさい(汗)」

「初めてが私か〜楽しみ♪」

「するって言ってないし」

「え?恋人同士はするもんでしょ」

「だから恋人じゃないし(怒)」

「そうなんだ・・・じゃーいますぐお金全部返して」

「ウッ・・・・・(汗)」

顔を素向け俯くと

「あれ〜・・使っちゃったのかな?」

首を傾げ顔を覗き込んでくる

五万円は家賃に回したからいますぐは無理だし
お弁当代の一部はお肉に変わったから返せない・・

どうしよう・・・・(汗)

「まあ、今すぐ取って食おうってわけじゃないからさ
恋人みたいな事も少ししてみたいし
大島さん仕様に少しずつ開発していこうかな(-∀-`) 」


少しずつなら我慢出来る!(汗)

その間にバイト増やしてお金溜めなきゃ
やられる前に全額叩き返してやるんだから

て言うか今何時なの?バイト遅れちゃうじゃん
なんて言って帰ろうかな(汗)

「さーてそろそろ私も帰らなきゃおばさまを待たせたら
あっちの方でしつこいんだもん困っちゃう」

あっちの方?どっちの方?

でもよかったこれで遅れず行ける

「月曜日からお弁当よろしくね、は・る・な」

「・・・・・・みんなの前で名前呼ばないで」

「なんで?恋人なのにいいじゃん」

「これ以上波風立てたくないの
それに呼び出すときはメールにして」

「だってアドレスも番号も知らない」

くっ・・・仕方ない教えるの嫌だけど
教室に来られるよりはましだから渋々教える

「今カラメール送るね」

「送っても充電切れてるから・・・」

「充電したら登録しておいて
それとお昼はここで食べよう
裏庭だと誰が来るかわからないからね」

それもそうだ、一緒にお弁当なんて食べてる所を見られたら
また何言われるか分かったもんじゃない

「わかった(бвб)それと・・・・
そこから降りてくれないと帰れない」

「あぁ(笑)ごめんごめん
座り心地がいいから椅子だと思ってた」

そんなわけないじゃん!て言いたかったけど
早く帰らなきゃ遅刻するから
そのままカバンを持ち生徒会室を出た