うさぎな彼女とリスな私 特別編 後編

今日は待ちに待った土曜日

大好きなニャンニャンとズーと一緒に入れる日なんだけど
ちょっと目を離すとすぐどこかへ行っちゃうんだよね

昨日の帰りも麻里ちゃんのショッピングへついて行く約束してて
ついて行っても良いんだけど私は好みが違うから
いつもひとりぼっちになっちゃうんだ
だから少しでも長く一緒にいれるように
朝早く起きてニャンニャンの部屋へ


「あら、優子ちゃん早いわね」

「おはようございます(-∀-`) 
ニャンニャンまだですか?」

「休みの日にこんな朝早く起きてくるわけ無いでしょ(笑)」

「ですよね〜部屋行ってきまーす」


子供が同い年と言うこともあって
家族ぐるみの付き合いになってる

麻里ちゃんなかなかやるよね(-∀-`) 


そーとドアを開けると私のうさちゃんが気持ちよさそうに寝ていた


「隣にお邪魔しまーす(-∀-`) 」


一応断ったからね(笑)


「はぁ・・・・良い匂い(-∀-`) 」


ウサギの時からなんだけど私の大好きな匂いなんだよね〜

麻里ちゃん曰くニャロは無臭

そんなこと無い!ていつも言い合いすると
うるさいって怒られる(;´-∀-)

抱き付いても大丈夫かな・・・
起きたら起きたときか

このチャンスを見過ごすわけにはいかない(笑)


「抱き付きまーす」


あぁぁーこの弾力
ウサギの時も弾力はすごかったけど
毛が邪魔で鼻がこしょばかったんだよね
今はスリスリしても大丈夫

この豊満なおっぱいも頬でスリスリ


「んんん〜ん・・・・」


危ない危ない少しキツすぎたか(;´-∀-)

長い耳も大好きだったけど
この大きくてプリンのような弾力のあるおっぱいには敵わないよね(-∀-`) 

ふあぁぁぁ・・・眠くなってきた・・・・
もったいないけどまぶたが勝手に落ちてきて
いつの間にか眠ってしまっていたみたいで


麻里ちゃんの声で意識が戻った

でも寝たふりしてニャンニャンの体を死守

そしたら思ってもいないことが起こったんだ

ニャンニャンが行かないって・・・・

大島さん感無量です(。-∀-)

今日は大島さんがニャンニャンを独占だ!



いつ起きようか考えていたら


「好き(бвб)」


・・・・・・何ですと〜!!
いや、まだ何のことかわからない
もしかしたら寝るのが好きなのかもしれないでしょ?

なのに


「大好きだよ優ちゃん」


優ちゃん・・・・今優ちゃんと言ったよね

さらに頭のてっぺんだけど
ニャンニャンの肉厚な唇が触れた

一瞬体に力が入ったけどバレてないかな(;´-∀-)


優ちゃん大好き・・・・優ちゃんは私・・・

大好きなんて今まで言ってくれたことあった?

大島さんの口からは大好きという言葉は何千回というほど発したけど

ニャンニャンのあのプクッとしてぷるぷるの口から
発せられたのは初めてだよね・・・・



やばい・・・・どうしよう・・・涙が出てきた
鼻水がぁ〜吸い込んだら起きてるのがバレる

でもこのままだとニャンニャンのパジャマについちゃう

どっちを選ぶ?

バレて怒られるかつけて怒られるか・・・

ん?どっちにしても怒られるんじゃん(;´-∀-)

汚す方が怖そうだから一か八か吸い込む


「ズズッ・・・」

「優ちゃん・・・・今日何して遊ぶ?」

「えーとね見たい映画があるんだけどニャンニャンは何か見たいのある?」


顔を上げると目と目が合った


さっきの声とは雲泥の差と言う言葉が合うほどの顔で
にらまれてるんですが気のせいですか(;´-∀-)

「さっきのは寝言だから」


さっきのと言うのは大好きという言葉ですか?


「いや起きてたじゃん!キスまでしてくれたじゃん」

「頭に顔がアタたっただけだし」

「嫌違うね優ちゃん大好きって言ってキスしてくれたね」

「出て行って・・・・」

「え・・・・いや・・・嘘です
私夢を見てたみたい(;´-∀-)」

「もう起きるから下に行ってて」

「やだ、一緒にいる!」

「着替えるから出て行って」

「見ないからーここにいたい(。-∀-)」

「はぁ・・・・映画行ってあげるから下で待ってて」

「ほんとに?やったー!!ニャンニャン好き!大好き!」

「知ってる(бвб)」

「ニャンニャンが思ってるより好きだからね!」


そう言ってドアを閉めたら

「・・・・・」


ガチャッ


「ちょっと(怒)」

「今何か言ったでしょ、聞こえなかったからもう一度言って」

「はぁ?何も言ってないし」

「いや、絶対に言った」

「言ってない」

「陽菜も好き!て言ったでしょ」

「聞こえてるじゃん馬鹿(怒)」


そう言って枕を投げつけてくるから受け止めて
そのままニャンニャンにダイブして怒られたのは言うまでも無い(-∀-`) 





おしまい

Merry Xmas
(бвб)人(-∀-`)

スクープ Y 33

どうしても撮って欲しいって言うから
なるべく見つからないように早朝の撮影にする事にした

でも

「寒いでしょ(;´-∀-)」


陽菜のお気に入りの服で撮ってねと言われた服は
季節に反した作りでまだ寒そう


「じゃー温めて(бвб) 」


そう言って近づいてきた陽菜


「口紅取れちゃうよ(;´-∀-)」

「本当はいらないくらいだもん
少し位取れたってかまわない」


外では寒いから車の中に入って熱い熱い口づけ


「はぁ・・・はぁ・・・
ふふ、優ちゃんの方が頬赤い」

「陽菜だって耳が真っ赤だから(笑)」

「今なら大丈夫」

「でも少し冷まさないと」

「今のままを撮って」


そう言ってドアを開け駆け出していくから慌ててカメラを握る

それから無我夢中で撮っていると

朝陽を背にした天使がそこにいた

陽菜を撮ってるはずなのに違う何かを撮ってるようだ


「優ちゃん!」


かけてくる天使も撮り続ける


「やっぱりもう寒いから車に戻ろ」

「大変だ、からだ冷えてる(;´-∀-)」


頬に当てられた手は氷のようだった

急いで車へ戻りエンジンをかけ暖房を入れる


「はい、温かい紅茶」

「ありがとう」

「サンドウィッチもあるから食べてて」

「優ちゃんは?」

「私はもう少し撮ってくる」

「頑張って(бвб) 」

「ありがとう(´-∀-)」


今日は天気がいいし空気も澄んでいたから
良いのが撮れそうだ


夢中で撮っていたら1時間は過ぎてしまっていた


「陽菜怒ってるかな(;´-∀-)」


ドキドキしながら車へ戻ったけど
心配は無用だったようだ

気持ちよさそうに寝てる陽菜

車のバンパーに上りフロントガラス越しに
寝顔もフィルターに収める

横顔も撮りたくてゆっくりドアを開けたつもりだったけど


「んん・・・・・お帰り」

「お待たせ、エンジン切ったんだ」

「温まったし、自然壊しちゃうから」


そう言う事を自然に言えちゃう人なんだね


「はい、これ優ちゃんの分」

「全部食べてもよかったのに」

「ちゃんと食べないと大きくなれないよ(笑)」

「もう身長は伸びません!」


拗ねて見せると頬にごめんねのキスがきた


「そう言えば着替えたの?」

「うん、次の場所へレッツゴ―(бвб) 」

「まだ撮る気?」

「当たり前でしょ、写真集なんだよ
色んな場所で撮らなきゃ」


そう言われればそうか・・・
でももうすぐお昼時
人が増えてくるからいつもの所へは行けない


「一旦家へ戻って夜にしない?」

「寒くて暗いのに?」

「ちゃんと厚着して行くし暗くても大丈夫」

「そんな写真誰も望まないよ」

「大丈夫、素材がいいんだから自信もって 」

「優ちゃんがそう言うなら・・・・」


夜間用の高性能カメラで星をバックに撮ったら綺麗だろうな(-∀-`)

カフェに戻り昼食をたべ夜の為にお昼寝しようと
提案すると


「ここでも撮ろうよ」

「中で?」

「丸太で作られててオシャレじゃん」

「確かに・・・」


寝室も陽菜がオシャレに変えてくれたからいいかも


それからカフェにリビング、最後にベッドの上で
キャミソール一枚しか上に羽織らず飛び跳ねて楽しそうな陽菜を
カメラに収める


「え、ちょっと(;´-∀-)」

「上手にとってね(бвб) 」


その一枚も取りショーツだけに
それも脱ごうとするからさすがに止めたよね(;´-∀-)


これを世に出すのは少し抵抗があるけど
綺麗だし芸術なんだから仕方ないか・・・


撮影が終わると



「まだ早いよね」

「後三時間はあるかな」

「寝る(бвб) 」

「アハッおやすみ」


弾け疲れた陽菜はすぐ夢の中

その美しい寝顔と綺麗な体をファインダーに収めた


「選ぶのが大変そうだし
さすがにこれは人には見せれないよね(;´-∀-)」


マネジャーにさえ見られたくないものが沢山ある


「私も少し寝ようかな」


目覚ましをセットし陽菜の横に寝ころんだ
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