二日酔いに効く薬を飲む事二時間
やっと頭痛が治まり仕事に集中することが出来た
のもつかの間あっという間にお昼休みに
「大島、今日お弁当じゃ無いならランチ行かないか?」
「ごめん先約があるからまた今度ね」
大島さんは男女から人気があって
帰りなんかも誘われてるのをよく目にする
もしかしてお弁当はお昼に誘われるのを逃れる為なのかな?
にしても誰と約束したんだろう
「小嶋さん体調は良くなりましたか?」
「う、うん・・心配かけてごめんね」
「まだ外に行くのが辛いなら何か買ってきますよ(-∀-`) 」
「いいよ、自分で行くから」
「私も買いに行くのでついでです
それに私が行った方が早いので(笑)」
「それもそっか・・・じゃーお願いしようかな
あっさり系がいいから・・・冷やしうどんかお蕎麦あったらお願い」
「了解!ひとっ走り行ってくるので
昨日の場所で待っててください」
「わかった場所取りしとくね(笑)」
あっという間に消えて行った大島さん
そうだ水筒・・・机の上のでいいのかな?
二つ持って昨日の場所へ行き無意識に携帯を開いて情報を探してた
「もう、あるわけないのに・・バカみたい」
お昼休憩は速攻会社を出て同じお店の同じ席で食べるのが日課だった
勿論一人で
「あそこの看板いつまであるかな」
推しを独り占めしながら情報を漁っていると
いつの間にかお昼休憩が終わり
また仕事に戻るの繰り返しだったな〜
これからはどうやって時間を潰せばいいんだろうか・・・
カチャッ
「水筒持ってきてくれたんですね(-∀-`) 」
「あ、うん勝手に持ってきちゃって良かった?」
「ありがとうございます、机に戻ったら無かったんで
もしかしてと思っただけですから、ありがとうございます」
LINEしとけばよかった
二度手間になっちゃったみたいで悪かったかな
「あれ、同じのでいいの?」
「私も今日はあっさり目が良かったので(-∀-`) 」
同じように飲んでたから大島さんも二日酔い気味なのかな?
「大島さんてお昼はいつも誰と食べてるの?」
「一人ですよ、お弁当ですし」
「峯岸さんは?」
「みーちゃんは毎日彼氏と食べてます」
峯岸さん彼氏いたんだ・・・
「小嶋さんは誰と食べてるんですか?」
「私も・・・・一人で食べに行ってた」
「席立つの早かったですもんね(笑)」
「見られてたんだ(汗)」
「もしかして違う会社の人と食べてたんですか?」
「どうしてそう思うの?」
「小嶋さん彼氏いそうですもん」
「居ないよ、それに作る暇無かったし」
「追っかけで?」
「しっ!(汗)」
「アハッ(-∀-`) 」
笑顔の笑窪まで似てるとか凝視出来ない(汗)
「じゃーこれから私が毎日お弁当作ってくるので
ここで一緒に食べませんか?」
毎日あの美味しいお弁当と推しの笑顔を独占できるの?
「やっぱり嫌ですよね(;´-∀-)」
「大島さんが良いならいいよ(бвб) 」
「全然いいですよ、一人で食べるより
二人で食べた方が楽しいですもんね」
次の日から二人だけのお昼休憩が始まった