カフェを出るともう一度マンションまで送るって言われたけど
駅から五分だし暗い道も通らないからって断っても
送るってきかないから今日の事無かったことにするよって
言ったら渋々帰って行った


「大島さんてあんなに頑固だったかな?」


部屋に戻りお風呂に入ろうと部屋着を取りに寝室へ・・・

ベッドの乱れを見て思い出してしまいまた体が熱くなる

変な声出てたかも(汗)引かれてたらどうしよう(汗)
初めての感覚に自我が保てなかった


だってずっと追っかけしてたから彼氏作る暇なかったんだもん
ボッチ参戦だったし・・・


SNS上では沢山繋がってたけど
素顔を見せる勇気は無くて
コンサートもボッチで行って
ボッチで観光して帰るの通常運転だったから・・・


(最高のプレゼントをありがと)


意識が薄れる中聞こえた言葉
確かそう言ってたと思う


「先に寝るとか最悪じゃん(汗)」


でも気持ちよかった・・・・て、何考えてるの陽菜
バカバカバカ(汗)


頭をブンブン振って考えないようにする


「ゲームしょう」


お風呂から出て何も考えないようにゲームに没頭してたら
いつの間にか寝ていて目覚まし掛けるのを忘れてて遅刻寸前


「ハァハァハァ(бвб) 」

「ギリギリセーフ(*`ω´) 」



トイレ行きたくならなかったら遅刻してたよね


「で、どうだったの」

「なにがですか?」

「昨日同時に消えて騒がしくなったのを
誤魔化してあげたんだからありがたく思ってよ(*`ω´) 」


「はい?」

「同伴出勤してくるんじゃないかってドキドキしてたのに」

「えぇぇぇ(汗)」


どうしてバレてるの(汗)


「あ、小嶋さん昨日はお疲れ様でした
せっかくの食事会だったのに仕事頼むなんて
主任酷いですよね」

「まあ、主役の大島さんも急用で途中抜けて
そのまま戻ってこれなかったからやけのみしてましたけどね」

「そ、そうだったんだ(汗)」


見えないようにウインクしてくる篠田主任


そして大島さんの机には沢山のプレゼント


昨日渡せなかったから今日持ってきたのね(汗)



「はいみんな朝礼するよー」


主任の声に騒がしかった部屋が静かになる


「それと今日からひと月の間手伝って貰う事になった
企画部の指原君です」


「指原です、よろしくお願いします」

「指原君は皆さんも知ってる通り企画部の時期エースと言われているので
ドンドンアタックして物にしちゃってください(*`ω´) 」


「篠田主任(汗)」

「と言うのは半分冗談で良い所をしっかり吸収して行きましょう」



冗談は半分だけなんですね(汗)


「小嶋さん久しぶり」

「あぁ・・・うん、久しぶり?」

「そうか指原君と小嶋は同期か」

「そうなんですけど小嶋さんは忘れてたみたいですね(汗)」

「だって数回しか会ってないから(汗)」

「同期会来たこと無いですもんね」

「ごめん」

「まあまあ、このひと月でお互いの親睦を深めなさい(*`ω´) 」


そう言って陽菜と指原君の肩をトントンと叩き


「と言う事で小嶋とペアーを組んでもらおうかな」

「はい?(бвб) 」

「今日は定時で仕事終わって指原君の歓迎会をしまーす(*`ω´)」


飲み会好きすぎでしょ(汗)


それより陽菜の方を見てニヤッとしたのを見逃さなかったんだからね!