「大島さん今週飲みに行きません?」
「大島、映画の試写会のチケット当たったんだけどいかないか」
「優子、明日買い物付き合ってよ」
毎日モテモテの大島さん
それをスマートに断ってる大島さんはほんと凄いと思う
「あれ、小嶋も大島の事気になる系?(*`ω´) 」
「ち、違いますよ毎日みんな大変だなーと思ってみてたんです(汗)」
「大島って愛想は良いのに付き合い悪いよね
もしかして恋人いたりして」
「どうなんですかね(汗)」
「あ、恋人いたら合コンに来ないか」
「たぶん・・・・合コンと言えばあの後どうなりましたか?」
「勿論お持ち帰り〜(*`ω´) 」
「付き合うんですか!?」
「まさかぁー」
遊び人・・・・・
「と言う事で第二回合コンの日取りを発表しまーす」
「私行かないですから(汗)」
「それは困るのよね」
「私も困ります」
「篠田主任おはようございます(-∀-`) 」
「おはよう、いつも元気いいね」
「そんな私にも悩みがあるんですけど聞いて貰えますか」
まさか(汗)
「篠田で良いなら聞くよ」
「千葉支店に私の同期がいて
最近彼女が出来たらしいんですけど
どうも浮気されてるみたいなんですよね」
「・・・・どうしてそう思うの?」
「週末は会えるらしいんですけど
平日は忙しくて会えないって言われてて
この前東京に仕事に来てたから帰りに会社へ寄ったら
もう帰っていないって言われたらしいんですよ」
「ほうほう」
「だったら会えるかなと思ってLINEしても既読つかないし
電話もつながらなかったらしくて私に連絡してきて仕方なく
夕飯に付き合ってあげたんですけど・・・・
これって浮気してると思いますか?」
「黒に近いね(*`ω´) 」
「ですよね、だから女なんて腐るほどいるんだから捨ててやれ!
と言ってやりました(-∀-`) 」
「大島さん今年27歳だよね」
「そうですけど」
「千葉支店に27歳の男性いたかな」
「彼、二年浪人してるので年齢は小嶋さんと同じですね」
「・・・・・・・・・・・・(;`ω´) 」
「どうかしました?」
「よくよく考えたら
もしかしたら携帯の電源切れてたのかも知れないね(汗)」
「家に帰ってるのに?」
「ほら、疲れて寝ちゃってたのかも」
「あぁ・・・そういう考えもありますね」
「でしょ、彼女さんを疑うのは良くないよ」
「ですよね、今日にでもそうLINEしてあげます」
「それがいい、うん、小嶋さっきの話は無しで」
「え、合「わぁわぁわぁそう、合同コンベンションなしね」
そう言うと足早に部屋を出て行った主任
もうすぐ朝礼始まる時間なのにどこへ行くんだろう
そして隣でニコニコしている大島さん
「ちょっと優子、才加に彼女がいる話初耳なんだけど」
「みーちゃんにも彼氏がいてそれどころじゃないでしょ」
「そうだけどあの堅物才加に彼女とか興味あるじゃん」
「いつか紹介してくれるんじゃない」
「今日LINE攻撃してやる」
「私から聞いたって言わないでよ」
「わかってる」
峯岸さんが離れて行ってから小さな声で聞いてみた
「同期何人いるの?」
「その話はお昼に」
みんなに見えないようにウインクして自分の席へ歩いていく大島さん
「小嶋さん大丈夫?」
「え?なにが」
「顔赤いけど熱あるんじゃない」
「今日ちょっと暑いからかな(汗)」
「暦の上ではもう秋なのにいつまでも暑いよね」
「嫌だね」
そんな会話を交わしていたら主任が戻って来て朝礼が始まった